第Ⅰ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP1

■ 日 時 平成24年5月12日(土)
■ 場 所 東医健保会館(信濃町)
■ 参加者 会員 77名 非会員 17名  合計94名

第Ⅰ回ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP1を受講して

兵庫県 つばさ居宅介護支援センター幸生   大西 一枝

昨年、認定ケアマネージャーの試験を受け、日本ケアマネジメント学会に入会させていただき、今回研修に初めて参加いたしました。
模擬事例を使用し、どのような情報が不足しているのかを考え、個人ワークとグループワークを通し、検討していくという作業をしていきました。
利用者の理解を深めるために情報収集を行い、アセスメントをしていくという基本的な部分ではありますが、グループワークやグループごとの発表の中で、個人ワークでは出てこなかった質問が多く出てきて、自分と他者との視点の違いがあることに気付くことができました。アセスメント力についての自己覚知、自分はどのような傾向があるのかについての自己覚知など、再認識させていただくことができました。
ケアマネージャーとして、忙しい毎日を過ごしておりますが、ケアマネジメントとは何か、ケアマネジメントを本当にできているのかといったことを考えると、なんとなく不安を感じてしまいます。利用者を担当し、日々業務をこなすなかで自分の力不足や、知識不足に気付くことなく毎日が過ぎて行ってしまっているのではないかと感じるからです。今回、日本ケアマネジメント学会への入会や研修受講については、忙しく過ぎていく毎日に対して「刺激」を求めて、申し込みをさせていただいたのですが、全国から集まってこられた受講者の方とともに意見交換をしたり、事例発表についてのプレゼンテーションや板書についての注意点など聞かせていただき、たくさん「刺激」受けることができました。まだまだ、学ばないといけないことがたくさんあることに気付いたこと、同じような思いで研修に望まれた方に出会えたことが大きなお土産です。ほんとうにありがとうございました。

 

 

 

講義「研修の必要性」「事例検討のルール」 

 

 

 

 

 

 事例検討(模擬事例を使用)

 

 

 

 

質問したい内容を「情報確認シート」へカテゴリー別に整理する 

 

 

 

代表グループの質問の発表を理事が版書、し、スーパーバイザーからまとめ◆要約の技術を学ぶ 

 

 

 

 

版書は、代表グループからを黒、参加者からを青 

 

 

 

 

バイザーからの質問を赤 

 

 

 

 

 

再度、グループで追加の質問も整理する

 

 

 

 

「生活分類シート」(見本)を配布し、手立てについて講師から説明

 

 

.感想を発表

 

 

 

 

 

 

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第Ⅲ回「学会発表支援塾・実践編(2)」に参加して

第Ⅲ回 学会発表支援塾 実践編(2)
■ 日 時 平成24年4月14日(土)・15日(日)
■ 場 所 愛知県青年会館
■ 参加者 会員 21名  
第Ⅲ回「学会発表支援塾・実践編(2)」に参加して

(医)信愛会 在宅事業部 医療介護センター
                                神浦 有紀

今年の日本ケアマネジメント学会第11回研究大会は、私の地元・広島で開催されます。これまで毎年ではないものの、研究大会にて多くの演題を聞く機会を持たせていただいたことが、日常業務に追われて見失いがちになる自分の専門性を見直す機会となっていました。
今年は地元なので何らかの形の関わりが出来ればと考えていたところ、広島の認定ケアマネジャーの会からのお声かけもあり、急遽演題発表を予定することとなりました。
前回実践編(1)に参加したことでなんとか抄録はほぼ完成していたものの、スライドについては白紙のまま今回の実践編(2)への参加となりました。
まず1日目は講義にて①学会発表の目的を明確にすること②スライドの作り方③発表について④質問について、白木会長よりそれぞれわかりやすい説明と注意事項を聞かせていただき、個人作業・グループでの演習を進めました。
そして抄録の見直しを宿題で行った上で、2日目は実際にパワーポイントで発表スライドを作成していく作業を行い、グループ内で発表した後、意見交換や質疑応答を行いました。最後に2題の模擬発表を行い、白木会長・奥田理事・羽石理事の3人の先生それぞれよりコメントを頂き、あっという間の二日間が終了しました。
スライドは、抄録原稿をただ落としこむのではなく、原稿に書けていないところを視覚に訴えることで、より伝わるものにしていくためのもの…と教えていただき、改めて伝えたいところを見直し、再構成したつもりでも、今度は伝えたい焦点がまとまらなくなってしまい、改めて難しさを痛感しました。表や図式を上手に活用することも有効とはわかっていても、実際やってみると、どこに焦点を当てて整理していくのか迷ってしまい、改めて発表の目的に立ち戻って考える必要性を感じました。
こんな自分が本当に7月に無事に発表することが出来るのか、正直とても不安です。しかし、全国の認定ケアマネジャーの皆さんと、暖かい雰囲気の中で率直に意見交換が出来たり、3人の先生方が気さくにグループの中に入って下さり身近にコメントを頂けるなど、このように実践的に教えて下さる場というのはなかなか他にはなく、難しさは痛感したものの貴重な機会となり、発表への勇気をいただくことが出来たと思います。
お忙しい中こうした有意義な研修の機会を与えてくださった関係者の皆様に改めてお礼申し上げます。そして、全国の皆様、是非暑い時期ではありますが、広島大会へと足をお運び頂ければと思います。

 

 

2日目 白木会長より、問題点のある発表のパワーポイントを使って、具体的指導。

 

 

 

 

個人ワーク後にグループ内発表

 

 

 

 

個人ワーク語、グループ内で発表.

 

  

 

代表者の発表シュミレーション、2名の方が発表しました。

 

 

 

 

白木会長から、具体的な指導

 

 

 

白木会長講義は、発表の目的、注意点、スライドの作り方、倫理規定等、具体的な内容でした。

 

 

 

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第Ⅲ回「学会発表支援塾」(実践編(1))3月10,11日研修に参加して

第Ⅲ回 学会発表支援塾 実践編(1)
■ 日 時 平成24年3月10日(土)・11日(日)
■ 場 所 愛知県青年会館
■ 参加者 会員 27名 
第Ⅲ回「学会発表支援塾」(実践編(1))3月10,11日研修に参加して

東京都西東京市向台町地域包括支援センター
吉田 洋子

受講前からとても楽しみにしていましたが、実際に実践編を受けることで入門編で学んだ内容の理解が、より深まりました。このことは一緒に受講された方達も、同じ感想を持たれたようでした。
実践編での研修の目標は、以下の2点です。
1.事例研究の内容と手順の理解ができる
2.抄録作成から学会発表の準備ができる
1日目は、奥田講師(認定ケアマネジャーの会理事)の講義の後、グループ内で1人5分ずつ事例発表し、発表者以外のメンバーが「演題としての客観性があるか?」の視点を持って、{理解・共感できた点・疑問・質問・倫理的配慮の不足点}を付箋に箇条書きにして、発表者に渡した後、ブレイン・ストーミングを行いました。
2日目は、3・11から1年目にあたり、14:45全員で1分間の黙祷を行いました。
昨夜作成してきた各自の抄録シートについて、グループ内で発表。ディスカッション後、個人ワークに入りました。自分が提出した事例を、「どの様な視点から発表するのが適切なのか?」自分自身が整理しきれていない状態の中で試行錯誤しながら、グループの仲間から貰った付箋を参考に、修正していきました。
 各グループに奥田講師(同理事)・羽石講師(同理事)・白木講師(同会長)が順番に回って、各人の事例に的確な質問やヒントを下さり、欠けている視点に気付けました。その時の仲間への助言は、実は学会発表に留まらず、自分の仕事における視点のスキルアップにもなっていると、研修後に思い至ることがありました。
 今回、60代現役ケアマネジャーの参加など、参加者からたくさんの良い刺激をもらえました。また、各理事から事例研究としての事例の捉え方や、所属している職場も含めて、どう発表するべきか指導を頂き、とても大きな収穫になりました。
この収穫を後輩育成にも役立てて、職場や地域全体のスキルアップに繋げられるように、尽力したいと思います。
 最後に、講師の理事の方々はじめ事務局の皆様、有意義な研修を有難うございました。
 

 

 

2日目 抄録シートに記入してきた自分の事例をグループでディスカッションし、さらに見直す。認定ケアマネジャーの会理事が各グループについて援助

 

 

 

グループで事例発表。質問は、ふせんに記入し発表者へ渡す。その後、返答ディスカッション。

 

 

 

修了式。認定ケアマネジャーの方へは、修了証が渡されます。

 

 

 

認定ケアマネジャーの会奥田理事より本日のグループワークの説明

 

 

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第Ⅲ回「学会発表支援塾」研修会(入門編)に参加して

第Ⅲ回 学会発表支援塾 入門編
■ 日 時 平成24年1月21日(土)・22日(日)
■ 場 所 愛知県青年会館
■ 参加者 会員27名 

第Ⅲ回「学会発表支援塾」研修会(入門編)に参加して

日本ケアマネジメント学会 
第11回研究大会(広島大会)実行委員長
サンキウエルビィ株式会社
坂井 晶子

「学会発表支援塾」研修会(入門編)に参加させていただきました。
参加者は新潟県から佐賀県まで27名が集い5グループに分かれて、2日間の研修を受けました。
今回の研修の目的は、以下のとおりです。
1.日頃の業務を振り返りと考察を行うことでその質を高めることができる
2.学会発表のための事例選出の視点と事例のまとめ方の手法を学ぶ。
・ 研究テーマや研究対象の選び方
・ 研究発表を意識した段階的な事例研究の方法
・ 研究発表における倫理的配慮        
私のような古参の会員から今年度入会したばかりのホヤホヤの会員で構成されましたが、
経験年数・年齢・性別・所属・地域が異なる中、事例研究や学会発表を学びたいと参加された仲間の、専門職として向上したいとの熱意と決意を感じながらの2日間でした。
1日目は認定ケアマネジャーの会理事でらっしゃる奥田さんの講義の受けさせていただきました。中でもご自身が学会発表を行ってこられた経験の中で、それを行うことによって得られる喜びについて話しを聞き、実践者として発表機会を生かしていければと考えました。また、GWで事例を口頭のみで、10分間でプレゼンする難しさ、伝えたいことが伝わらない事に愕然としました。
2日目は花園大学の福富先生による、講義とディスカッションは系統的に学ぶことができ実践に生かしやすい内容でストント頭に響きました。専門職としての責任として①利用者に対してよいサービスを提供すること、②同業者・業界に対してよいサービスを提供するための方法や工夫を示し、専門職業界全体としてのレベルアップに寄与することの両面があること。いまさらながらに、その重要性や必要性を感じ実行していきたいと思いました。
 福富先生はじめスタッフの皆様、素晴らしい研修をありがとうございました。
 7月14.15日の広島大会には、皆様のお越しをお待ちしています

 

 

事例研究についての講義

 

 

 

 

グループでの事例説明と質疑

 

 

 

 

 

質問を受けたことで、自分の事例を再度整理を再度整理

 

 

 

 

2日目 福富先生講義「学会発表のイロハを学ぶ」

 

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第Ⅴ回スーパーバイザー養成講座実践編に参加して

第Ⅴ回 スーパーバイザー養成講座 実践編(2)
■ 日 時 平成23年10月22日(土)・23日(日)
■ 場 所 東医健保会館(信濃町)
■ 参加者 会員31名  

第Ⅴ回スーパーバイザー養成講座実践編に参加して

名古屋市高齢者療養サービス事業団
緑区ケアマネジメントセンター 
西原 恵子
 スーパーバイザーの凄さや重要性を実感する機会を頂いた事へ感謝します。
スーパーバイザー養成講座の実践編2日目、野中先生のスーパーバイザーによる事例検討会において、事例提供をさせて頂きました。先生の大学がある愛知県という事もあり、これまで、何度か事例検討会に参加させて頂きましたが、事例提供者になるとは予期せぬ事で驚きました。
今回の提供事例については、利用者や家族に対する、今後の支援に迷っていました。そのため、スーパーバイザーを学ぶ立場をすっかり忘れ、検討会ではバイジーになりきりスーパーバイズを受けていました。参加者からの質問では、自身でも気づきながら聞けていなかった事など、日ごろのアセスメント不足を実感しました。また、野中先生による手立ての整理では、支援するべきポイントや優先順位などが明確になりなした。自分のできる事から、勇気を持って実行し、実践に生かして行きたいと思いました。
そして、地元に帰り早々に実践した所、過去のいきさつ、今まで知らなかった家族の関係性や思いを聞く事ができ、解決の糸口が少し見えた様に感じます。
今後はスーパーバイザーとして、バイジーの爽快感を味わう事が出来る様な、事例検討会を開催していきたいと思います。
基礎編、応用編、実践編と4月から参加してきました。学習もさることながら、全国のケアマネジャーと出逢った事で、多くの刺激や学びがありました。受講終了が初めの一歩です。認定ケアマネジャーとしての自覚を新たに、一歩ずつスーパーバイザーへ成長して行ける様に努めていきます。
野中先生はじめスタッフの皆様、素晴らしい研修をありがとうございました。

 

 

 

1日目スケジュール

 

 

 

 

 

代表グループが役割分担し、事例スーパービジョン

 

 

 

 

 

2日目野中先生による代表事例スーパーバイザーその1

 

 

 

 

野中先生による代表事例スーパーバイザーその2

 

 

 

 

質問の時間

 

 

 

代表者へ、スーパーバイザー養成講座全課程の終了証と認定ケアマネジャーの会よりバッジ進呈.

 

 

 

 

 

 

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スーパーバイザー養成講座に参加して

第Ⅴ回 スーパーバイザー養成講座 基礎編
■ 日 時 平成23年4月23日(土)・24日(日)
■ 場 所 東京セミナー学院
■ 参加者 会員55名  非会員 14名

スーパーバイザー養成講座に参加して

 高知県 南場賀代子

昨年認定ケアマネジャー試験に合格し、今回4/23~24のスーパーバイザー研修に参加することができました。研修では現在自分が担当しているご利用者への支援の過程と照らし合わせながら、自分自身の対人援助に対する姿勢と作業への振り返り及び確認ができました。施設から在宅へと介護を取り巻く環境が大きく進んでいっている今、ご利用者が短い言葉で控えめに伝えてこられる『生活/暮らし方』を続けていくために必要なことは?ケアマネとしてしなければならないことは?できることは?誰に相談する?どこに繋いでいく?など、様々のことを考えることができました。
認知症への理解については、行動症状や心理症状がなぜ見られるのかということに、知識に基づいた根拠に目を向けることにより、今後の生活及び様々な症状の変化への読みやその改善に向けた対応や援助が、効果的に行えるのではないかと考えました。
また、人は孤独感を強くすると心が壊れてしまう。その心を守ろうとして環境の変化を拒み、自分が輝いていた一番好きだった『時』へ帰ろうと、大好きな大切な人に逢いに行こうとするのではと考えました。知識の習得と共に、やはり心に寄り添い…思いを馳せながらご利用者に関わっていけるケアマネジャーでありたいと考えました。
今回の研修に参加したことで、ご利用者と関わり共に時間を過ごすのは限られた時間になることもあるけれど、この仕事をしていて良かったと再認識できました。有難うございました。
  

 

 

 

 

 

 

 

グループでの事例発表、1日目はシートにまとめて終了

 

 

 

 

グループの代表者を事例検討

 

 

 

 

総評まとめ

 

 

 

 

 

認定ケアマネジャーの会理事による参加者代表事例のスーパービジョン

 

 

 

 

 

白木会長講義「グループスーパービジョン」

 

 

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スーパーバイザー養成講座 第Ⅲ回フォローアップ研修に参加して

第Ⅲ回 フォローアップ研修
■ 日 時 平成23年8月20日(土)・21日(日)
■ 場 所 東京セミナー学院
■ 参加者 会員22名  

スーパーバイザー養成講座 第Ⅲ回フォローアップ研修に参加して

認定ケアマネジャーの会会員 
大分県 本田 あおい

 今回の研修では、応用編・実践編を終了して地元に持ち帰り、地域や職場でスーパーバイザーを行う難しさを実感しました。
 私達のグループで選出た事例が代表となり、参加者の前で役割分担をしスーパーバイザーを実践したのですが、行ったことで事例のストーリーのポイントがなぜ見えてこないのか?・・・に気づきました。グループの中のメンバーがバイジー役を担ってくれ、今の困りごとを事例提供してくれました。「こんな方向に行けば、今の思いが解決できた。」to
思える方向付けをフロアーの参加者の方と一緒に見つける手法として、今後野中猛先生の講義を受けて、具体的な情報を引き出し、「まとめ」ができるような力量をつけていきたいです。
 日本ケアマネジメント学会が示された、「生活情報分類シート」にまとめることで、問題が明確化し、支援の目標が見えてきました。支援計画に落とし込む時の優先順位を参加者の方と共有できました。
 日々の現場で困難事例を解決する為には、ケア会議の目的をはっきりした上でケア会議を開催することの重要性と、アセスメントの追加を引き出すフロアーからの一問一答で「見立て」により、今抱えている問題が解決してきたことで、「手立て」となる支援計画が完成することがわかりました。
 今後も、スーパーバイザー養成講座のフォローアップ研修に繰り返し参加するこてで、スーパーバイザーの習得に繋げていきます。

 

 

 

認定ケアマネジャーの会理事より本日のスケジュール説明 

 

 

 

実践レポートをグループで発表し、まとめる

 

 

 

 

 

自分の事例をグループで報告

 

 

 

 

2日目 代表グループ内におけるスーパービジョンの演習

  

 

 

野中先生による参加者代表事例のスーパービジョン

 

 

 

 

参加者代表の事例提供された方

 

 

 

以下野中先生によるホワイトボード

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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第Ⅴ回スーパーバイザー養成講座 応用編に参加して

第Ⅴ回 スーパーバイザー養成講座 応用編
■ 日 時 平成23年4月23日(土)・24日(日)
■ 場 所 東京セミナー学院
■ 参加者 会員36名 

第Ⅴ回スーパーバイザー養成講座 応用編に参加して

東京海上日動ベターライフサービス(株)
                    みずたま介護ST東村山
                              橋本 洋枝

私達ケアマネジャーは「ケアマネジメント」と「介護給付管理」2本の柱のバランスを保ちながら、要支援・要介護者の支援を担っています。
今回、スーパーバイザー養成講座応用編でも、この2本の柱をバランスのよく講義して頂き、白澤政和先生を始め、白木裕子会長、養成講座を構成して下さった担当の皆様に、参加者を代表し、心より御礼申し上げます。
 1日目の白澤先生の講義では、「介護保険法改正の捉え方」「ストレングスモデルのケアマネジメント」について、お話し頂きました。
「介護保険改正の捉え方」では、介護保険サービスの複合化(パッケージ化)や包括払いの問題など、オーダーメイドからレディーメイド化が図られ、利用者にとっても、ケアマネジャーにとっても、大変に厳しく、シビアな介護保険制度へ移行を迫られている状況下にあることを改めて認識することができました。
一方、「ストレングスモデルのケアマネジメント」では、利用者の出来ないことを[0]にすることなく、意欲・能力・自信・嗜好を活用する『ストレングス・モデル』 また、ソーシャルスキルトレーニング(SST)を高めながら在宅復帰を図る『リハビリテーション・モデル』、医師とケアマネジャー等が一体となり生命を守る『パクト・モデル』など、新たなケアマネジメントモデルを学習しました。これらは、利用者の能力及びQOLを高めながら、利用者の為に事業者を弁護する。そして、財源を守り、介護保険サービスを持続させるといった、利用者やケアマネジャーにとり展望的な講義でもありました。
 2日目のスーパービジョンは、白木会長を中心にグループスーパービジョン実践の基本、認定ケアマネジャーの役割の1つでもあるスーパーバイザーのあり方について学習しました。スーパーバイザーとなる認定ケアマネジャー(または主任ケアマネジャー)にとり、より多くの“情報”“知識”といった引き出しを持つことは、事例検討において事例の見立てが容易となるばかりか、利用者の自立支援とQOLの向上に繋がることも実感しました。
 この2日間を通し、認定ケアマネジャーの使命は、価値あるケアマネジメントを行うことにあると、改めて実感することができた有意義な2日間となりました。
今回、習得した内容を、具体的なケアマネジメント業務に活かしていきたいと思います。
                    

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「認定ケアマネジャーの会」の運営委員になって~全体研修から感じたこと~

 「認定ケアマネジャーの会」の運営委員になって~全体研修から感じたこと~                                       佐藤 珠美 このたび、認定ケアマネジャーの会理事となり、身の引き締まる思いで全体研修会に参加いたしました。奥川幸子先生の講義は、自己の対人援助実践の振り返りと内省的学習について検証する機会となった2時間でした。対人援助職者に求められる視点・知識や技術・態度を鍛え、本気で対象者の苦しみを受け止めるため、覚悟と継続的なトレーニングが必要だと再認識しました。 わが国に誕生して10年が過ぎた介護保険制度とケアマネジャー、もう10年にもなるのだからと考えるか、まだまだ始まったばかりの制度で成熟していない職種ととらえるか、いずれにしても私たちは、目の前にいる対象者の尊厳保持と自立支援を目指した支援を徹底的に追及していかなければなりません。そして、今後さらに増えていくことが明らかな対象者の福利のために、ケアマネジャーという職種の専門性を確立し質を向上させていく使命があると考えております。その役割の中心となるのが、認定ケアマネジャーのみなさまだと私は思っております。 全国の認定ケアマネジャーのみなさまが、それぞれの地域でリーダー的存在として今以上に活躍するお手伝いができるよう努力していく所存でおります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

認定ケアマネジャーの会総会

 

 

 認定ケアマネジャーの会総会 橋本理事長井形前理事長福富資格認定制度企画委員会委員長奥田資格認定委員長 ご挨拶がありました

 

 

 

 認定ケアマネジャーの会理事に新しい2名のメンバーが加わることが承認されました

   

 

 

 

 奥川先生の講義

 

 

 

 

研究大会終了後にも関わらず、場所を移動して参加された皆様、大変お疲れ様でした

 

 

 

 

 

 

 

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認定ケアマネジャーの会の運営委員になって ~全体研修から感じたこと~

認定ケアマネジャーの会の運営委員になって ~全体研修から感じたこと~
      羽石 芳恵

全体研修の奥川幸子先生の講演「ケアマネジャーの対人援助技術を鍛える」に
出席し、日頃の何気なく行っている事を意識化し振り返る機会となりました。
中村雄二郎著の「臨床の知」にも触れながら、私達が援助する相手は「苦を受けている人々(受苦)」である事を受け止め、チームとは、連携とは、「動くこと」の意味とは、援助者としての自分の在り方、ケアマネジメントの捉え方等鳥肌の立つ思いで拝聴しておりました。
専門職としてどのように援助関係の枠組みを作って行くのか、「ポジショニング」の意味するところ、利用者との相互交流を基盤にして実践される対人援助から育まれ、「気づく」ための経験値を蓄える実践、専門職としての「私」の技を磨く「臨床実践家の熟成過程の4段階分類」等多くのキーワードがあり、2時間があっと言う間に過ぎてしまいました。
「介護保険の要」と位置付けられたケアマネジャーが誕生し10年が過ぎまし
た。しかしながら、私達を取り巻く環境は年々厳しさを増し、仕事への情熱「やりがい」が失せ、多くの仲間たちが「燃え尽き」て現場を去っています。
この間、現場では「ケアマネジメント」の捉え方も少しずつ変化し、ケアマネジャーの質の向上が課題として日々取り上げられています。平成24年の改正に向け、利用者の自立支援や機能向上を目指したケアープラン作成、良質で効果的なケアマネジメントができるケアマネジャーの資格の在り方や研修カリキュラムの見直し等の課題について検討もなされています。また、6月16日の第10回本学研究大会で岡本祐三先生は講演の中で「ケアマネジメントの標準化」も提案されました。
多くの課題を抱えている現状ではありますが、奥川先生の講演を聴きなが「やはり基本!」と同時に、「専門職を育てるのは専門職」と実感しました。
認定ケアマネジャーの会が実践している体験型の人材育成の在り方には大きな意義を感じております。諸先輩の足手まといにならいよう努力してまいりたいと思っておりますのでよろしくお願い致します。

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