第Ⅱ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP1

■ 日 時:平成25年6月15日(土)
■ 場 所:東医健保会館
■ 参加者:79名 内会員67名 非会員12名

  第Ⅱ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP1を受講して

                                      セントケア東京(株)蛯谷 典子

昨年認定ケアマネジャになることが出来た事を気に今年度は自分のスキルアップを
目的に受講させていただく事にしました。
まず、驚いた事は全国から80名の方が集まっていた事です。皆さんの熱気に圧倒されました。
「目指そうスーパーバイザーステップアップ講座(1)」の講義が白木さんのとても分かりやすく、軽快な口調での話がグングン入ってきました。自分達はスーパーバイザーとして関わっていく事への多くの気づきがありました。スーパーバイザーは直接支援者ではないのだから、事例での質問のしかた、聞かなくてはならない項目をしっかり理解していかなくてはいけない事、客観的に見ていくための視点を持つようにしていく事を改めて確認できる研修でした。質問の多様性を考えていく、他人の発言をしっかりと聞く力も養っていかなければいけないと痛感しました。プレゼンの力、見立ての力、手立ての力をしっかりとつけていくために今後の研修に取り組みたいです。
最後に言われた参加者としての役割、①考える役割、②表現する役割、③受け止める役割、④お互いに気づく役割をしっかり持って今後の研修に参加していきたいと思いました。

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第Ⅰ回 フォローアップ研修

■日 時:平成25年5月11日(土)
■場 所:東医健保会館
■参加者:47名 内会員43名 非会員4名

ケアマネジメントキャリアアップ講座修了者等の
第1回フォローアップ研修に参加して

                           所属 社会医療法人禎心会
                           稚内市南地区居宅介護支援事業所  大腰 真弓                            
              
平成25年5月11日、東京信濃町 東医健保会館において、ケアマネジメントキャリアアップ講座修了者等の第1回フォローアップ研修に参加いたしました。講師は、「ケア会議の技術2」の著書である、上原 久先生です。
現在私は、居宅介護支援事業所の所長兼、主任ケアマネジャーとして、次世代スタッフの育成に取り組んでおります。職場や地域で活動してゆくための手がかりを探るため、受講いたしました。
研修は、「職場内でのスーパーバイザーの役割が確実にできる」を目標にということで、具体的にはスーパービジョンの技術の再確認と習得のため、演習中心に構成され全国から47名の参加がありました。
午前中は、6人ずつがグループとなり、各自の持ち寄った事例検討、午後からはさらに全体から一事例を抽出してグループスーパービジョンが行われました。
幸運にも?午後の事例提出者に大抜擢されてしまい、冷汗をかきながら演壇で発表させていただきました。初めての体験で大変緊張し、会場からの質問にも思うような表現で返せなかったりしましたが、先生始め、諸先輩の方々は、支持的にリードしてくださり、徐々に緊張がとけ、一問一答で、心地よく自分自身の傾向を振り返り、見つめ直し、欠けている点の再発見、援助者としての視点に気づかされたのでした。
この体験をとおし事例検討会は、日々ケアマネジメントを生業(なりわい)とする対人援助職者の成長に欠かせないものであると再認識いたしました。
また、上原先生の進行上の技法、事例情報を引き出すテクニック、各種の生活情報を関連づけた思考法、事例が抱える問題や課題の解釈の仕方など事前に「ケア会議の技術2」を精読し研修会に臨みましたが、「なま」で拝聴し、大変感動いたしました。
今後も、事例検討会の技術を研鑽し、スーパーバイザーとしての能力を鍛えたいと切に思い、研修会の参加継続、職場内での事例検討会等で実践に生かせるよう高めて行きたいと思います。
ご指導いただきました上原先生、ご多忙な中、開催準備などしてくださっている役員の皆様には本当に感謝いたします。
また会場では参加された諸先輩の皆さまには沢山の貴重なご助言を頂きましたこと、重ねて御礼申し上げます。

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第Ⅳ回 学会発表支援塾 実践編(2)

■日 時:平成25年4月13日(土)・14日(日)
■場 所:愛知県青年会館
■参加者:会員13名 内認定ケアマネジャー10名

第Ⅳ回 学会発表支援塾 実践編(2)に参加して

             医療法人順和 トータルケアプラン21    下田智子

今回学会発表支援塾を入門編から実践編(1)(2)と最後まで受講させていただき
ました。
段階的に事例研究の方法を学び、実践編(2)ではパワーポイントの作成やプレゼン
テーションの実際等勉強させていただきました。
事例研究に慣れない私は、抄録も内容が不十分なままで今回の研修に参加することに
不安がありました。1人で作業していると、自分の事例で一番言いたいことが何か見
えなくなってしまったり、視野が狭くなっていました。
今回パワーポイントで視覚的にどう示すのか、また何をどのように伝えていくのが効
果的なのか、等とても難しかったですが、参加者の方々の事例やパワーポイント、模
擬発表からたくさんのことを学ばせていただきました。参加者の方々や理事の先生方
のご意見、アドバイスを頂いて客観的に事例をふりかえることができました。学会発
表までに修正し抄録内容の遅れを取り戻せるよう努力したいと思います。
全国から参加しているケアマネジャーの皆様と一緒に学ぶことができ、勇気を頂きま
した。今後も自分の支援を客観的に振り返る、そして支援を言語化することを自分の
課題とし、ぜひ来年も参加させていただきたいと思っております。理事の先生方、今
後ともご指導のほどよろしくお願い致します。

ピアリング堺  佐藤 笑美子

1月、2月、4月と日本ケアマネジメント学会の研修に参加しています。
過去、医療職として、毎年自身の振り返りとしての学会発表等があり大変でしたが、自
身の役割意識の向上、モチベーション維持に役立っていたと思います。
ただ、量的研究の経験だけで、質的研究(事例発表)は初めてで、福祉における質的研
究発表について一から勉強するつもりで参加させていただきました。
在宅で支援させていただくようになって、自分で自分がやりたいことをやりたいと日々
悩みながら慌ただしく日々に流されています。
福祉(誰もが当たり前に享受できる幸せ)に関わる方々が、ご利用者様の最善の利益を
考えられているか、福祉マインドをお持ちであるか、そうであれば相互に共通の使命に
向けてモチベーションを高めあえるのですが、そうばかりでないのも現状です。
どうしてこのようなことが行われているのか、自分の責務を果たそうとすればするほど
疲弊することもあり、モチベーションが低下することも多くあります。
 2月に急遽(大きなエピソードがあり)発表内容を決めたので、プレゼン資料つくり
に、ご指導、ご助言をいただくに当たり、学会発表支援塾、ひまわりの弁護士さん、リ
ーガルサポートの司法書士さん、ぱあとなあの社会福祉士さん、地域包括支援センター
や保険者の方、みんなが師になっていただいています。
今回の学びを糧に、発表を頑張りたいと思います。

 

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第Ⅳ回 学会発表支援塾 実践編(1)

■日 時:平成25年3月2日・3日
■場 所:愛知県青年会館
■参加者:会員 15名(内認定ケアマネジャー9名)・非会員 2名

学会発表支援塾 実践編(1)に参加して
                              兵庫県加古川市
                              医療法人社団 順心会
                              つばさ居宅介護支援センター幸生   
                                        大西 一枝

実践編(1)では学会発表の際の手順や抄録の書き方についての説明、入門編の講義の内容でもあった事例研究のプロセスについての講義がありました。実際に自分の事例をまとめたものを持参し、抄録としてまとめていく作業を行いました。グループ内で事例を発表し、お互いにまとめ方や内容について意見を交換し、何を伝えたいのか、伝わるようにまとめられているかなどをポイントに抄録を修正していきました。
このような作業の中で、自分の事例をじっくり振り返り、この事例のテーマは何だったのかということを考えていきました。しかし、一人で考えていてもなかなか視点が変わりません。グループワークの中で意見を交換したり、講師の助言をうけ、少しずつ修正していくことができました。研究の経験がない私にとっては研究のための思考回路ができていないのです。まさしく訓練の必要なことといえます。
事例の個別性ではなく普遍性をその事例の中から分析して、文章にしてくという作業は
事例検討よりもさらにエネルギーのいる作業でした。しかしこの作業をすることで、他の事例にも応用できる何らかの答えを導きだすことができるのが研究の醍醐味なのかなと少し感じ取ることもできました。
講義の中で、一つの事例を通して研究とは何か、どんな作業が必要か、といったことを丁寧に学ぶことができました。支援塾を受講することで、研究について学び、自分の担当する事例を使って実行することができます。日常の業務の中では行うことのないしんどい作業です。しかし、この地道な作業の繰り返しが、確実に支援の力の成長につながると思います。研究とは何かを学んでも、やはり、学んだことを実行しないと実感できないし身につきません。
まずは行動が大事であるとも言われました。しかし、知識や経験がない中で、自分一人ではなかなか実行に移すことはできないものです。今回は研修をうけ、実際に悩みつつも実行することで、一つの事例から学び、得るものがあることや研究の基本、学会発表の手順などを学ぶことができました。
今後、発表の形にしていくまでの段階も学んでいきたいと考えています。ありがとうございました。

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第Ⅰ回ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP5

■日 時:平成25年1月25日
■場 所:東医健保会館(信濃町)
■参加者:会員 69名(内認定ケアマネジャー46名)・非会員 15名

第1回ケアマネジメントキャリアアッップ講座 STEP5を終えて

この第1回ケアマネジメントキャリアアップ講座には、ステップ2より参加させていただきました。ステップ1につきましては、スケジュールの都合上折り合わず参加できませんでしたが、ステップ2からステップ5へとグループスーパービジョンについて細かく学ぶことができました。
実は、このグループスーパービジョンの手法につきましては、今回この感想を書かせていただく事につきまして、過去をさかのぼってみますと平成21年から野中猛先生の講義を受講させていただいたことから私自身は始まったようです。毎年自分のスケジュールが合う限り、ではなく講座の案内をいただくとそちらに自分の予定を合わせているのですが、ここ数年は、少なくとも年に1回は認定ケアマネジャーの会の研修には参加することを決めて自分のスケジュールを組むように考えております。研修に参加させていただきますと、なんどかお会いした会員の方が大勢いらっしゃいますこと、皆様の熱心さに自分自身も自己研鑽を怠なってはいけないなあ!と痛感しつつ、そして一番の刺激は、いろいろなケアマネジャーさんの意見、自分一人では考えられなかった意見、地元では多分聞くことがなかったであろう意見をお聞きすることができまして、大変刺激つけになっております。今回のSTEP5につきましても、今まで野中先生の講義をなんどか受講させていただきまして、正直私自身は上原久先生の講義を受講したことがございませんでしたので、若干の不安はありましたが、今までとは少し違った感じの助言をお聞きすることができまして、大変勉強になりました。
私は、地域に帰りますと地域の介護支援専門員の研修を担当しておりまして、このグループスーパービジョンが地元でも始められることを目的にもしまして、毎年受講させていただいておりましたが、なかなか一人では伝える自信がなかったことが正直なところではありますが、今回のキャリアアップ講座で細かく指導していただきましたことで、少し地元でも始めていけるかな?と思えるようになりました。
 白木会長をはじめとし、役員の皆様がいつも認定ケアマネジャーのキャリアアップ、認定ケアマネジャーだけではなく、介護支援専門員の資質向上のために、ご尽力いただいておりますことを、大変、大変感謝いたしております。私自身も引き続きまして自己研鑽を積んでいかなければと考えております。

                  尾道市医師会介護保険サービスセンターやすらぎ
管理者 安井 由技

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第Ⅳ回 学会発表支援塾(入門編)

■日 時:平成25年1月12日・13日
■場 所:愛知県青年会館
■参加者:会員 9名(内認定ケアマネジャー5名)・非会員 5名

第Ⅳ回「学会発表支援塾」研修会(入門編)
 ~日頃の実践を事例研究につなげよう~  に参加して
神奈川県相模原市
田名地域包括支援センター 和田迫 浩
 
この研修会に参加をしたのは実は2回目でした。
前回は、学会で発表するなど、意識しておらず、漠然と参加をしていましたが、
参加している方の真剣な姿、発表をすることで自身の業務を振り返り、
思考を整理し、さらなるステップを目指している…
この時の衝撃、先輩達が忘れられませんでした。
あの日から今日まで、様々な方の人生に触れ、支援に関わっていく中で
葛藤を感じ、少しずつ動きが見えてきたとき、喜怒哀楽の感情がわいてきます。
このことを整理したら、何か発見があるかも
今回、私が用意したものは,まだ再考が必要な部分がありました。
でも、実践してきた中で見えてきたもの,普遍的と思えるものを伝えたい。
自分を振り返り、全国の人の話を聞いてみたい。
ますます、その思いは強くなりました。
グループワークで一緒になった仲間からいただいた付箋は宝物です。
奥田理事、福富先生の講義も然り。考察することがいかに大事であるか
発表するしないにかかわらず意識していきたいと思います。
自分はまだまだ…。でも、少しずつ前に進みたいと思います。
是非、お会いしましょう,名古屋で,そして学会で
今回、この塾でお会いできた仲間に感謝!
そしてこれから会うであろう貴方にも感謝!!

「学会発表支援塾」事例研究について(入門編)に参加して

愛知県 更生介護保険センター 新美千寿代

昨年、大会研究発表を聞く機会をいただき、ケアマネジメントとは何か、相談援助とは何か、改めて考える機会をいただき日々の業務を振りかえることができました。
今回、研修の目的は「日頃の業務の振り返りと考察を行うことで質を高めることができる。事例検討から、事例検討へ展開できる力を身につける。」と知り、事例研究や研究発表に興味を持ち参加させていただきました。
1日目は、奥田講師より事例研究について講義をいただき、グループワークでは口頭で自分の事例を伝えたのですが、伝えきれてなく、伝えることの難しさを感じました。
2日目は、花園大学・福富先生より講義をいただき、事例研究のプロセスを学び、なぜ研究発表をするのか、何を伝えたいのかを考え、特に考察の難しさ、大切さを学びました。
グループワークで、みなさんから、私の事例について、多くのご意見やアドバイスをいただきました。まだまだ、事例検討から事例研究へ展開には時間がかかりそうではありますが、日々の業務や支援を振り返る意味でも、頑張って行きたいと思います。
 今回の研修で、全国からこられた受講者の方の意見など聞かせていただき、沢山の方と出会えたことがほんとうにうれしく思いました。ありがとうございました。

 

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第Ⅰ回ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP4

■日 時:平成24年12月8日
■場 所:東医健保会館(信濃町)
■参加者:会員 67名(内認定ケアマネジャー44名)・非会員 11名

第Ⅰ回ケアマネジメントキャリアアップ講座
目指そう!スーパーバイザー STPE4に参加して

         福岡県北九州市   介護支援センターだんらん
                         柴  和子

STPE1から毎回、福岡から参加させて頂いています。
STPE4の研修到達目標は「事例を視覚化により整理できる」と研修内容は「板書の実践」です
午前中は「おさらい」としてこれまで学んだ、スパービジョンを学ぶ目的、事例提供者として留意すべき点、参加者として質問と答えの循環による「見立て」の実施で全員が一つのイメージを共有することの重要性を学びました。 何度も繰り返し説明をして頂くので初めてでも、どのスッテプからでも参加出来る利点もありますが、毎回の参加でも、その都度、新たに学ばせて頂いています。            
講義の後の板書の実践では私達グループが選ばれ、私は事例提供者としてプレゼンテーションを行う事となりました。 話すスピードに気をつけながら、エピソードを含めてその人を理解しやすく伝えようと努力しました。 一問一答では客観的事実が少なく、未確認情報で、テンポ良く伝えられませんでした。 会場の質問とバイザーの白木会長からの補足と整理をして頂いて、全体像のジグソーパズルが埋められて行き、グループのメンバーのフォローもあって、白板に図視化することで、「手立て」につながる医療面からのアプローチと背景で確認しないといけない所等の多くの気づきを頂きました。支援に光が見えた気がします。
午後からは代表グループで、司会も担当され「見立て」から「手立て」まで生活情報分類シート、支援目標シートを活用して学ばせて頂きました。 参加者の視点の違いから刺激を受けながら、効果的な質問(全体像をとらえる力)や記録力は何度も経験を積むことで、習得して行きたいと思いました。  北九州は白木会長のお膝元でNPO法人ケアマネット21での研修にも参加させて頂いていますが、東京に出てきて、地元で学べる幸せと未だに未熟なレベルで申し訳ない気持ちがあります。 研修会場で出会える他県の方々の交流を励みにして今後も研鑽を積んで行きたいと思います。
最後に研修の企画、準備をしてくださった白木会長をはじめ、理事の方々、事務局の方に深く感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

千葉県千葉市 居宅介護支援事業所
ちばコープおたがいさま千葉介護センター 田中 宏美

今回の研修は日本ケアマネジメント学会の会員であり、認定ケアマネジャー、主任ケアマネジャーの管理者の勧めでSTEP2から参加させていただいております。
私の所属している事業所でも毎月、事例検討会を行っています。昨年、主任ケアマネジャーを取得した私はスーパーバイザーを目指し事例検討会では司会や板書などを務めながら参加しています。
今回の研修では本当に突然のご使命をいただき(今までの皆さん、多少 打診を受けていたものと思っていたので・・)驚くやら、戸惑うやら・・
かなり動揺した状態での始まりでした。
事例提供者としての体験では質問に受け答えをすることで自分のアセスメントの力不足を痛感しました。情報収集だけではなく、きちんと分析することで参加者にその人らしさを理解してもらうことが必要であると思いました。
また、事例を検討していく上では、しっかりと事例を「見立てる」ことが大切であり、この「見立て方」が変わってしまうと「手立て」の方法も方向も変わってしまうことを学びました。
とても緊張した半日でしたが得るもの、学ぶものが多くありました。
今回、貴重な体験の機会を作ってくださった日本ケアマネジメント学会の先生方をはじめ、多くの意見をくださった参加者の皆さまに感謝を申し上げます。

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第Ⅰ回ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP3

■ 日 時 平成24年10月20日(土)
■ 場 所 東医健保会館(信濃町)
■ 参加者 会員 69名 非会員 15名  合計84名

第1回ケアマネジメントキャリアアップ講座 
目指そうサーパーバイザーSTEP3に参加して

              神奈川県二宮町 
              高齢者支援センターさくら 内田真理

Step1, Step2に引き続き、Step3に参加させていただきました。
今回も、北海道から参加された方や始発で広島から参加された方など、
皆さんの学ぶ熱意に触れ、毎回この場に参加することで、大きな刺激を受けています。
午前中は、今まで学んだことをおさらいしながら、スーパービジョンに必要な質問力について、提供された事例を通して学習しました。
「スーパービジョン質問シート」に質問内容、何を知るためにこの質問をするのか、
この質問を言語化したらどのようになるかを落とし込んで行く作業の中で、質問の内容がアセスメントシートの項目にあることを優先に考えようとしていることが明らかになりました。それだけでは事足りないことを、講師の先生方より耳からの講義と視覚化された板書により、わかりやすく導いていただきました。
午後からは、グループ内で各々が持ち寄った事例をプレゼンテーションし、それに対する質問を考えていきました。その後、全体から1事例を出して、演習をおこなう時になって、
突然ご指名を受け、事例をプレゼンテーションすることになりました。
なんの心の準備もありませんでしたし、大勢の方の前で話をする経験もなかったので、
本当に戸惑い、どうなることかと思いました。
講師の先生方に緊張を和らげていただきながら、なんとか発表することができました。
実際に皆様や講師の方から質問を受けながら、事例を整理していく中で、対象となるご本人の今の状況は、ご家族や周囲の状況、時代背景、すでに亡くなっている親世代の事までもが影響し合って作り上げられていることを実感しました。
それと同時に、幅広く必要な情報を得るには、もっと人対人のコミュニケーションスキルを磨かなくてはと感じました。
大変緊張しましたが、貴重な体験をさせて頂き本当にありがとうございました。
研修が終わった後、何人もの方が声をかけて下さり、とても嬉しかったです。最後になりましたが、白木会長はじめ講師を務めてくださった理事の方々に心より感謝申し上げます。

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第Ⅰ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP2

■ 日 時 平成24年9月15日(土)
■ 場 所 東医健保会館(信濃町)
■ 参加者 会員 86名 非会員 22名  合計108名

第Ⅰ回ケアマネジメントキャリアップ講座 ~めざそうスーパーバイザー~
STEP2「スーパーバイジーを体験しよう」に参加して

                        鳥取県 老人保健施設ふたば
                                     髙田晴美

援助技法の習得において,基礎知識の習得,症例検討,スーパービジョンの三つが必須と言われています。バイザーの仕事はバイジーへの技術援助ですが,今回のSTEP2は前記の三つを体験的に学べる場所だったと思います.さらに,“グループ”スーパービジョンのマネジメントの実習という事で,バイジー達はグループリーダーでもあるバイザーに何を求めているのかという事を体験的,直感的に学ぶ事ができました.
事例検討に必要な情報は多ければよいというものではなく,客観的情報を有効に共有していくことが大切です.提示された一つの事例を全員で聞き取り,まずは曖昧な主観的情報の山から,何が未確認なのかを「情報確認シート」を使って確認していきました.続いて,各実習グループで事例検討用紙にまとめていくという作業を行いました.
同じ事例を聞いているはずなのに,グループが変わればとらえ方が変わり,事例タイトルも検討したい内容も違っていたのは興味深いことでした.
実習グループで事例検討用紙をまとめながら,私は,初めて出した自分の事例のスーパービジョンのことを思い出していました.私はその事例で,いくつかの気づきを体験的に得ることができたのですが,今から思えば提示の仕方も支離滅裂で全体像の把握も稚拙だったと思いますが,バイザーは私が何を困っているのかを考えた上でバイザーの見識を私に一方的に押しつけるのではなく,私が考え,検討できるようにマネジメントしていたのだなあと感じました.
バイザーの技法を学ぶ上で,バイジーを経験することは本当に大切だと思います.
事務局の方々には,主観的情報を事実としてとらえるために,よりわかりやすくするシートを作成され,丁寧に研修を進めていただいたことに感謝します.本当に,ありがとうございました。

「第Ⅰ回ケアマネジメントキャリアアップ講座 スーパーバイザーを目指そうステップ2」
研修会の事例提供者として参加して・・・。 

名古屋市社会福祉協議会
守山区介護保険事業所 市岡 よし子

私は今回、日本ケアマネジメント学会の先生の指名を受け、事例提供者として研修会に大変緊張して参加しました。
研修は、スーパーバイジーの私がスーパーバイザーの研修受講者の皆様に事例を話すことから始まりました。事例は客観的事実、主観的感情、未確認事項が混然と入り混じっていて、スーパーバイジー自身も何に悩んでいるのかわからない。とにかく困っているのでスーパーバイザーに助けを求めているという設定で発表しました。この事例を聞かれた受講者の皆様はスーパーバイザーとして事例を読む・予測する・考える・記録する・発言する作業を通じて事例の全体像をとらえ、グループスーパービジョンを通じて事例を見立てる作業をしていただきました。
同じ事例でも、聞き手の受け止め方によって、事例を要約したタイトルも違えば検討内容も全く違っていました。それは私にとっては驚きで、新しい気づきになりました。そしてこの研修会で、私の事例を研修受講者の100名あまりの皆様が真剣に検討してくださったことを、大変うれしく思い、感謝いたします。

私自身、スーパービジョンを何度も受けた結果、支援の方針が明確になり地域など多方面にアプローチをすることができました。そして妻の理解が何よりも重要な環境因子となり、若年性アルツハイマー型認知症のA様が多職種に支えられグリーンカーテンに挑戦するまでに至りました。現在はボランティアとして生きがいを見つけ、積極的に活動をしていらっしゃいます。
私はこの事例で日本ケアマネジメント学会の学会発表支援塾を経て、7月の広島の全国大会で発表いたしました。私は小さいころから、人前に出ることが苦手で避けてきましたが、スーパーバイザーに背中を押され、崖から飛び降りるつもりで挑戦いたしました。発表に至る過程は困難の連続でしたが、発表は介護支援専門員として喜び、達成感があり、新しい自分になれたように思います。これも私を応援し育ててくださった、スーパーバイザー、名古屋市社会福祉協議会の皆様のお蔭です。この場を借りてお礼申し上げます。
最後に全国発表に引き続き、事例発表の場を与えてくださった日本ケマネジメント学会の先生方に感謝いたします。ありがとうございました。

 

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第Ⅱ回 ケアマネジメントスキルアップ講座

第Ⅱ回 ケアマネジメントスキルアップ講座
研修テーマ「医療的ケアを必要とする人へのケアマネジメントの展開」

■ 日 時 平成24年6月2日(土)
■ 場 所 築地浜離宮ビル
■ 参加者 会員 80名 非会員 15名  合計95名

              指定居宅介護支援センターそらいろのたね
                                   岸 治代

厚生労働省が推進する「地域包括ケアシステム」の実現に向けた動きの中で、平成24年度の介護報酬改訂において介護職の医療行為の拡大が図られましたが、社会に認知され、現場に定着させていくための共通理解を育てていく時間が必要です。利用者や家族の理解が得られ、サービスを提供する側が自信を持って安全に役割が果たせるための環境づくりにケアマネジャーがどのように関わっていけば良いのかを学びたくて参加させていただきました。
介護職員等に対する研修について、日本訪問看護財団常務理事の佐藤美穂子先生からは、実地研修などの対象者一人一人に応じた観察、具体的な手技などは現場で行っていく方が良いのではないかというご提言がありました。愛媛県でも大変だったようです。また、在宅では酒精綿1枚から節約している家もあり、マニュアル通りにはいかないことがたくさんある場合にどうするかと言った問題に、医師や看護師の指導的役割がとても重要になってくることが分かりました。
施設の立場からお話いただいた台東区社会福祉事業団の千葉明子先生からは、かかりつけ医から実施する介護職の損害保険の加入の有無の確認があったことや、介護職の医療行為に対する指示書を書かないと言われた事例があったことなど、今後、想定しておかなければならない事態への示唆をたくさんいただきました。
一方では、加齢に伴う衰退に対する医療の在り方についての議論があります。ケアマネジャーはそれらの動きの中で、利用者や家族に寄り添い、彼らの声を専門職や関係者にきちんと伝えていく力を養っていく必要性を強く感じています。
研修の最後に、胃ろうを拒否した事例を用いた演習がありましたが、対象者を理解し何が起こっているのかを冷静に把握し、地域の社会資源を有機的につないでいくための話し合いが持たれ、とても刺激になりました。
1日の研修でしたが、講師の先生方、ご参加の皆様とご一緒できたこと、喜びと誇りに感じております。ありがとうございました。

 

 

 日本ケアマネジメント学会会員80名、非会員15名の方が参加されました。

 

 

日本ケアマネジメント学会理事の先生の講義
講義1・2 佐藤美穂子 
「医療的ケアと法制度」
「医療的ケアを必要とする高齢者の特徴」
講義3 亀井智子
「吸引を必要とする高齢者のアセスメントと留意点」
講義4 高砂裕子   
「経管栄養を必要とする高齢者のアセスメントと留意点」

 

 

講義5由良久美子さん 「在宅医療を必要とする高齢者へのケアマネジメント」 

 

 

 

 

 講義6千葉明子さん  「医療を必要とする施設入所者へのケアマネジメント」

 

 

  質問の時間

 

 

グループ討議:与えられた事例について、相談にどのように対応するか?
自宅へ帰るケアプランを作成する際の留意点についてを話し合いました。

 

 

  

グループ代表者の発表 

 

 

 

 
 

日本ケアマネジメント学会研修委員会委員長亀井理事からのまとめ 

 

 

 

 

 

 

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