第Ⅱ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP5

■ 日 時:平成26年11月25日(土)
■ 場 所:東医健保会館
■ 参加者:会員49名 非会員12名

〰めざそうスーパーバイザー〰 研修を受けて
                                          いそごまごころケアセンター
                                                 飯田 淑江

平成25年6月から〰めざそうスーパーバイザー〰の研修を受けさせて頂きました。その動機は、現在1人ケアマネで勤務しており、事例検討といえば地域包括や役所等での研修会が主であり、もっと外部の情報を知りたい、事例検討の数をこなしたい、そして的確なケアマネジメント力を身につけたいと思ったからです。そんな思いからまずはどのような研修なのか一回だけでも参加してみようと思いました。
そしてSTEP1の白木先生の講義を聞いたときからすっかり引き込まれてしまい、結局5回全てに参加させていただくことになりました。「ケアマネジメントとは何か」、「スーパーバイジーを体験しよう」、「スーパーバイザーへの道」と4回の講義を受け、適切な質問力や板書の仕方、プレゼン方法や見立て、手立てのプロセス等を学びました。
そして最終回にまさか私が上原久先生の事例提供者に選ばれるとは考えてもいなかったので緊張しましたが、大変貴重な体験をさせていただいたと感謝しております。
行き詰っていた事例でしたが、先生の質問に答えながらつくづく自分のアセスメント力が不充分であったことに気づきました。
生活史を丁寧に探りながら本人・家族の重要な情報を拾い出していくことで、支援の方向性が変わっていくのを目の当たりにし、自分ではとても思いつかない濃い内容の講義でした。そして焦点がはっきりしたところで目標設定となり、参加者全員からプランのアイデアを出して頂きました。特に先生や理事の方の的確な見立てに脱帽しました。たまたま翌週に担当者会議の開催が決まっていた為、先生方から教えられた具体策をすぐ実践したのは言うまでもありません。
今回の研修を受けて私自身の足りないところに気づけたこと、具体的な取り組み方を学べたこと、地域ケア会議の流れが掴めたことが大きな収穫でした。そしてこんなにも真摯に勉強している多くのケアマネ達の姿に接したことも大きな刺激となりました。
この気持ちを忘れずに今回学んだことを職場や地域で生かせるように取り組みたいと考えています。
最後になりましたが、このような研修を準備していただいた白木先生、上原先生、そして理事・役員の皆様方に心より感謝申し上げます。

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第Ⅱ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP4

■ 日 時:平成25年12月21日(土)
■ 場 所:東京セミナー学院(池袋)
■ 参加者:会員40名 非会員12名

第Ⅱ回  ケアマネージメントキャリアアップ講座 STEP4
『スーパーバイザーへの道(2)~事例の見立てと手立て~』を受講して

愛知県名古屋市
一般財団法人  名古屋市療養サービス事業団 北西ケアマネージメントセンター
多湖 麻奈美

今年度キャリアアップ講座をステップ1から参加させていただいております。
ケママネージャーとして長年勤務する中で、職場のスタッフや地域のケアマネージャーの育成に向けて、真剣に自分がアドバイザーとして力をつけたいとの思いから参加することしました。
STEP4の講義ではグループスパービジョンを学び、事例を通して客観的事実・主観的感情の交流を図りグループの力を通じて事例を見立てる力を養う事を目的として、講義及び事例検討を行いました。
今回、事例提出者として参加することになり、直前に声をかけられて本心はとても心配でしたが、自分の事例でグループスパービジョンをしてもらうことで、今現在、悩みながら支援している事例について、方向性が明確になりとてもよかったと思います。
皆様から受ける質問に対して、一問一答するなかで、何が情報不足なのかが、良くわかりました。また、ファシリテーターの白木先生からの追加の質問を受けていく中で事例がより明確になり、自分自身が事例に対しての方向性が見えてきたのが実感でした。
講座に参加したことにより事例を視覚的に整理するために、ホワイトボードにて板書をおこない、事例提供者が事例をプレゼンした後に、参加者からの一問一答を整理して書き込むことにより、事例の全体像の把握でき、みんなで見立て 手立てを見つけることにより支援目標が設定でき、具体的な計画を考えることができることを学ぶことができました。
また、私の事例を通して多種職でかかわることの必要性を改めて感じ、今後の地域包括的システム会議までの流れが良くわかりました。
最後になりましたが、この講座を白木先生はじめ研修を企画・準備していただいた理事・役員 事務局の皆様に深く感謝いたします。
本当にありがとうございました。

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第Ⅱ回 フォローアップ研修

■日 時:平成25年11月16日(土)10:00~
■場 所:東医健保会館(信濃町)
■参加者:会員19名

「ケアマネジメントキャリアアップ講座」
第Ⅱ回フォローアップ研修
『ケア会議をスーパービジョンの「場」として活用する。』を受講して

                         神奈川県横浜市 六浦地域ケアプラザ
                                    中村 匡宏
『対象者理解に「唯一絶対の解」はない。しかし、そこに集う人々の技量を終結すれば対象者理解の本質の接近にする事は可能です。』
今回のフォローアップ研修では、ケースの発表をさせていただくという好機に恵まれました。緊張
もしましたが、とても貴重な体験をさせて頂きました。受講後の感想を述べるなら、今回の講師であ
られる上原先生が、自著で書かれている上述の言葉が、今の心情にピタリと合う気がいたします。

自分自身は、このフォローアップ研修も含め、上原先生のケア会議の研修にも何度か出させて頂き、それを実務の中で、また地域で主催して行う研修会でも実践してまいりました。
参加者の理解が深まるには、司会や板書に高い技術が求められることを理解しているつもりでした
が、回を重ねるほどに、自身の未熟な技術が目立ち、もっと研鑽して技術を高めていきたいと強く感
じて、今回も参加させて頂きました。
ケア会議は会場の皆さんと一体で進行していきながら、先生から時折頂く解説で、ケースの概要か
ら全体像までがイメージとして出てきました。当然、自分は知っているはずのケースが、会場の皆様
からの一問一答で自分の中から様々な情報が引き出され、より深い人物像に気付かせて頂けました。
会場の皆さんからの質問は、実に的確で理論的に、そして優しく暖かい視点で訊いてくださり、快い会話のようでもありました。
上原先生からは、押さえていかなくてはいけない要点を、事例の中で一つ一つ丁寧に解説を頂き、また、合わせてケアマネジメントへもご助言を下さるのですが、それがケースを見ているかのように
的確で、ストン、ストンと自分の中に落ちていきます。何とも心地よい感覚でしょう。
終わってみれば、上原先生や皆さんからの手立てのご提案は、事例の当事者が、実に前向きで豊かに生活を送るために、実践的に取り組めるものばかりでした。
そして、このケースのテーマでもある「夫婦の愛情」を、支援者として支えていける手立てに気付かせて頂いたことは、大きな喜びでした。もし当の本人もいらっしゃったら、皆さんのご提案にさぞ喜ばれたことでしょう。
ケア会議での振り返りとして、「ケースを理解している」という考えが、いつの間にか自分の思考や
理論の枠の中にケースを納めてしまっていたように思います。
もっと、人を理解する視点や技術を追究して、ケアマネジャーとして、ケースの心情に寄り添える
マネジメントが行えればと思います。
今後は、この「手立て」をマネジメントしていく大事な仕事がありますが、今はこの研修を終えた
ことで、ケースの方と膝を交えながらしっかりと向き合って、これからの本人が望まれる生活を話し合っていけると思います。
 上原先生をはじめ、研修の準備や運営をして下さった理事・役員の皆様、研修にご参加されました皆様に、深くお礼を申し上げます。

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第Ⅱ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP3

■日 時:平成25年10月19日(土)10:00~
■場 所:東医健保会館(信濃町)
■参加者:会員 44名  非会員 14名

ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP1~5を受講して

新潟県新潟市
株式会社はあとふるあたご居宅介護支援センター坂井東
阿部 充子

スーパービジョンの技術の習得と事例検討会を運営する力を養いたいとの目的でこの講座に参加いたしました。
この講座は学会員であるなしに限らず、また、どのステップからでも(単発でも)受講することができたため、私は、第1回(昨年度)ケアマネジメントキャリアアップ講座にてSTEP1.2.4.5を、スケジュールの都合上どうしても参加することができなかったSTEP3をこの度の第2回(今年度)に参加させていただきました。
 STEP1から5まで、「テーマ」、「到達目標」、「研修内容」、「気付き」が明確に示されており、それに則り個人目標を設定してから研修に臨みました。
 STEP1では、ケアマネジメントとは何か 模擬事例をもとにケアマネジメントプロセス、アセスメント思考過程を振り返る。
STEP2では主観的情報と客観的情報の整理、効果的な質問力を身につけるための情報の整理・思考の仕方
STEP3では 質問力 見立てる力(アセスメント≠情報収集、アセスメント=情報整理)を、STEP4は事例の見立てと手立て グループ内で事例提供者、司会、記録(板書)の役割分担をし事例検討を展開
STEP5は地域で実践展開するスーパービジョンと題し、 上原先生からケア会議のプロセス、アセスメントの思考法、アセスメントに必要な知識、ケア会議における情報と推移、バイザーの心得を学びました。
力がないと事例の見立てはできない、見立て方によって、導き出される手立てが変わってくる、情報が十分でない段階では適切な支援方法は見いだせない、現象だけに振り回されるのではなくその困りごとはどこからきているのか背景を理解(人生の物語を読み解く)する、スーパービジョンは手立てにたどり着くことだけではなくプロセスそのものが重要、スーパーバイザーの思考はバイジーの2~3歩先を行く、バイザーの「事例理解」はバイジーのそれよりも「世界観」が広い等々、STEP1から5に参加し学んだことは数多く、意味深いものばかりでした。
また、この研修は、対人援助職としての職業倫理や価値、時代背景、文化、理論等の広い領域の知識が必要になってくるということも、改めて認識する機会になりました。
今後も、事例検討会の技術を高めるとともに、スーパーバイザーとしての能力向上に努めたいと考えます。
この研修を通じ、全国からこられた受講生の方々に刺激をもらい、同じグループのメンバーとディスカッションできたことがうれくしくもあり楽しくもありました。この場を借りてお礼を申し上げます。
そして最後になりましたが、白木先生はじめ研修の企画、準備をしてくださった理事・役員の皆様、事務局、関係者の方々に深く感謝いたします。

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第Ⅱ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP2

■日時:平成25年8月3日(土)
■場所:東京セミナー学院(池袋)
■参加:会員50名・非会員10名

ケアマネジメントキャリアップ講座 ~めざそうスーパーバイザー~
STEP2「スーパーバイジーを体験しよう」に参加して

                       東京スカイツリーが窓から見える居宅介護支援事業所
                                            岡本 伸一

私は今年の4月からケアマネ業務につかせてもらい、先輩から叱咤激励を受けながら日々を送っています。最近やっと業務の醍醐味みたいなものが見えてきた様な気がしていて、できれば長くこの仕事に従事していきたいと思っています。そんな中、他事業所のベテランケアマネさんから日本ケアマネジメント学会のことを知り、受講に至った次第です。

会場に着き、いきなり「何県ですか?」と聞かれ、「東京県」と言ってしまった私ですが、それだけ地方から皆様参加されているということに驚かれました。私も地方出身で東京生活6年目なのですが、そんな私が電車で1時間以内の所に研修に行く事は簡単です。しかし実家に住んでいたらどうだろう?と思った時、他県から来られた皆様の研修を受ける情熱を強く感じました。

とかくセミナーとなると私自身、注意力散漫なところもあり勉強すべきである内容をしっかり掴めないことが多々あります。しかし今回の研修では研修目的として何をこれから学ぶのか?が明確に示されていました。講師の先生曰く、この会場から出る時にはお土産として持って帰れる知識を確認しながら進めるとの事でした。資料にもちょっとしたイラストで「ここがポイント」と文字どおり重要な部分が示されていて、わかり易かったと思います。グループワークでも皆様いい人ばかりで和気あいあいと、しかし白熱した議論が飛び交ったので時間がアッという間に過ぎていきました。これまで参加した研修会などでは、何をどう検討していいのか分からないまま話が進んでいき、家に帰ってから思い出すと今ひとつ内容が把握できてなかった、なんて事もあります。。。。。しかし、「今回だけは特別でした!!」なんて言うとあまりにも白々しいのでそんな風には言いませんが、かなりポジティブな経験ができました。

あの日、あの場で見たこと聞いたこと感じた事は今までの自分には無かった知識であり感覚でした。そして到達目標にあったように的確にまとめる方法を学び、事例検討やスーパービジョンのためのプレゼンテーションが理解できたように思います。あの日の池袋西口にある東京セミナー学院での経験は時間とともに消化され、ちょっとした利用者さんとのやり取りで無意識のうちにポロッとでたらいいな。。。と思っています。私自身新しい環境で新しい仕事をしていますので今の私にはあまり余裕が無いのが実情ですが、この研修でお会いする先輩方には長い目で見守ってくだされば幸せです。今後も、研修会等で技術を磨き、ケアマネとしての能力を鍛え、実践に生かせるよう自分を高めて行きたいと思っています。また会場にて参加された皆さまには大変ためになる助言をしていただき、重ねて御礼申し上げます。また皆様にお会いできること楽しみにしております。

第Ⅱ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座step2を受講して

                 株式会社 やさしい手石神井公園居宅介護支援事業所
                                  塚本 妙子

step1から参加をさせていただいています。
本音を言えば、経験年数が浅い自分がハイレベルの研修に 「ついて行けるだろうか?」と不安な気持ちで参加しました。
step2では事例を読み取り、主観的な情報から客観的な事実をとらえるための効果的かつ効率的な質問力を身につける
グループ作業をおこないました。
情報確認シートを皆で作成する中で、私は焦点を絞れず情報を深めるための質問を上手くできないでいました。
司会担当のTさんは、それを察して白木先生に主旨の再確認をしてくださいました。
・・・だろう。・・・と思う。などケアマネージャーの思い込みを減らし、事実を引き出す質問や知りたい情報を得るための
質問をするアドバイスをいただき、方法が見えてきた時の感覚はまさに「目からウロコが落ちる」ようでした。
全国から集まった多くのケアマネージャーの中で刺激を受け、もっと学びたいという気持ちが回を増すごとに強くなってきました。
step3,4と受講をしていくうちに、どれだけ知識が増えていくだろうか、今より成長したケアマネジメントができるようになっているだろうか、
又は、なれるよう努力をしているだろうか。そして、事例検討会でスーパービジョンの技術が活かせるようになっているだろうか。
今は不安よりも楽しみの方が大きく、日々の業務の励みになっています。
最後になりましたが、今回勉強をする機会を後押ししてくれた会社の支援事業部や上司に感謝し、多くの方と出会い学べる研修に尽力して
くださっている白木先生をはじめ理事の方々、事務局の方に深くお礼を申し上げます。

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第Ⅲ回 ケアマネジメントスキルアップ研修

■ 日 時:平成25年7月6日(土)10:00~16:30
■ 場 所:東京セミナー学院(池袋)
■ 参加者:会員63名 非会員8名

「精神に障がいをもち地域で生活する人へのケアマネジメントの展開」研修を受講して

日本リック居宅介護支援事業所 宮川 明子

日々の業務の中で認知症状が重い方ばかりでなく、特異な個性のある方や精神疾患系の病名をお持ちの方を担当する機会がかなり多くなっています。また、利用者本人は年齢なりの認知症状と思われても、主介護者である方が精神疾患を有し、コミュニケーションやサービスの実施上、困難を生じているケースも複数あります。認知症であっても地域で生活ができ、最期まで住み慣れた家で暮らしたい。そう望むであろう近未来の自分を考えると、認知症と同じく誰にでも起こりうる精神の障がいを発症した方を、どのように地域生活の中で受け入れ、支えて行けるのか、大変興味深く参加させていただきました。
精神疾患への社会の対応の変遷、医療へ繋ぐ前にすべきこと、アウトリーチ推進事業、精神訪問看護によるケア等、これまで認識の不足してきた事柄をはっきりとした形で学ぶことができました。多職種連携の一員として、また利用者家族との接点の中で、今後の実践に繋ぐことができるよう、さらに勉強していきたいと強く思いました。
精神科病棟のスタッフの人員基準が一般病棟に比べて低いということを初めて知り、これまで逆に思っていたことに驚き、スタッフ負担の重さ、対応の適切さ状況等、思い巡らすと同時に、認知症状が重くなりBPSDが顕著になって、本人を入院・隔離しなければ家族の生活が成り立たないという訴えを何度も耳にするケースもあり、ケアマネジャーとして「利用者と家族の人権を守る代弁者」であること、家族間の軋轢をほぐしながら「利用者・家族と共にケアチームが目標を達成するためのコーディネート役」であることの大切さをしっかりと身につけたいと思いました。
グループ討議を含め、本当に有意義な研修会でした。講師の先生方、研修委員会の皆様方、そして熱心な討議をご一緒させてくださった諸先輩の方々に心より御礼申し上げます。

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第Ⅱ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP1

■ 日 時:平成25年6月15日(土)
■ 場 所:東医健保会館
■ 参加者:79名 内会員67名 非会員12名

  第Ⅱ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP1を受講して

                                      セントケア東京(株)蛯谷 典子

昨年認定ケアマネジャになることが出来た事を気に今年度は自分のスキルアップを
目的に受講させていただく事にしました。
まず、驚いた事は全国から80名の方が集まっていた事です。皆さんの熱気に圧倒されました。
「目指そうスーパーバイザーステップアップ講座(1)」の講義が白木さんのとても分かりやすく、軽快な口調での話がグングン入ってきました。自分達はスーパーバイザーとして関わっていく事への多くの気づきがありました。スーパーバイザーは直接支援者ではないのだから、事例での質問のしかた、聞かなくてはならない項目をしっかり理解していかなくてはいけない事、客観的に見ていくための視点を持つようにしていく事を改めて確認できる研修でした。質問の多様性を考えていく、他人の発言をしっかりと聞く力も養っていかなければいけないと痛感しました。プレゼンの力、見立ての力、手立ての力をしっかりとつけていくために今後の研修に取り組みたいです。
最後に言われた参加者としての役割、①考える役割、②表現する役割、③受け止める役割、④お互いに気づく役割をしっかり持って今後の研修に参加していきたいと思いました。

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第Ⅰ回 フォローアップ研修

■日 時:平成25年5月11日(土)
■場 所:東医健保会館
■参加者:47名 内会員43名 非会員4名

ケアマネジメントキャリアアップ講座修了者等の
第1回フォローアップ研修に参加して

                           所属 社会医療法人禎心会
                           稚内市南地区居宅介護支援事業所  大腰 真弓                            
              
平成25年5月11日、東京信濃町 東医健保会館において、ケアマネジメントキャリアアップ講座修了者等の第1回フォローアップ研修に参加いたしました。講師は、「ケア会議の技術2」の著書である、上原 久先生です。
現在私は、居宅介護支援事業所の所長兼、主任ケアマネジャーとして、次世代スタッフの育成に取り組んでおります。職場や地域で活動してゆくための手がかりを探るため、受講いたしました。
研修は、「職場内でのスーパーバイザーの役割が確実にできる」を目標にということで、具体的にはスーパービジョンの技術の再確認と習得のため、演習中心に構成され全国から47名の参加がありました。
午前中は、6人ずつがグループとなり、各自の持ち寄った事例検討、午後からはさらに全体から一事例を抽出してグループスーパービジョンが行われました。
幸運にも?午後の事例提出者に大抜擢されてしまい、冷汗をかきながら演壇で発表させていただきました。初めての体験で大変緊張し、会場からの質問にも思うような表現で返せなかったりしましたが、先生始め、諸先輩の方々は、支持的にリードしてくださり、徐々に緊張がとけ、一問一答で、心地よく自分自身の傾向を振り返り、見つめ直し、欠けている点の再発見、援助者としての視点に気づかされたのでした。
この体験をとおし事例検討会は、日々ケアマネジメントを生業(なりわい)とする対人援助職者の成長に欠かせないものであると再認識いたしました。
また、上原先生の進行上の技法、事例情報を引き出すテクニック、各種の生活情報を関連づけた思考法、事例が抱える問題や課題の解釈の仕方など事前に「ケア会議の技術2」を精読し研修会に臨みましたが、「なま」で拝聴し、大変感動いたしました。
今後も、事例検討会の技術を研鑽し、スーパーバイザーとしての能力を鍛えたいと切に思い、研修会の参加継続、職場内での事例検討会等で実践に生かせるよう高めて行きたいと思います。
ご指導いただきました上原先生、ご多忙な中、開催準備などしてくださっている役員の皆様には本当に感謝いたします。
また会場では参加された諸先輩の皆さまには沢山の貴重なご助言を頂きましたこと、重ねて御礼申し上げます。

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第Ⅳ回 学会発表支援塾 実践編(2)

■日 時:平成25年4月13日(土)・14日(日)
■場 所:愛知県青年会館
■参加者:会員13名 内認定ケアマネジャー10名

第Ⅳ回 学会発表支援塾 実践編(2)に参加して

             医療法人順和 トータルケアプラン21    下田智子

今回学会発表支援塾を入門編から実践編(1)(2)と最後まで受講させていただき
ました。
段階的に事例研究の方法を学び、実践編(2)ではパワーポイントの作成やプレゼン
テーションの実際等勉強させていただきました。
事例研究に慣れない私は、抄録も内容が不十分なままで今回の研修に参加することに
不安がありました。1人で作業していると、自分の事例で一番言いたいことが何か見
えなくなってしまったり、視野が狭くなっていました。
今回パワーポイントで視覚的にどう示すのか、また何をどのように伝えていくのが効
果的なのか、等とても難しかったですが、参加者の方々の事例やパワーポイント、模
擬発表からたくさんのことを学ばせていただきました。参加者の方々や理事の先生方
のご意見、アドバイスを頂いて客観的に事例をふりかえることができました。学会発
表までに修正し抄録内容の遅れを取り戻せるよう努力したいと思います。
全国から参加しているケアマネジャーの皆様と一緒に学ぶことができ、勇気を頂きま
した。今後も自分の支援を客観的に振り返る、そして支援を言語化することを自分の
課題とし、ぜひ来年も参加させていただきたいと思っております。理事の先生方、今
後ともご指導のほどよろしくお願い致します。

ピアリング堺  佐藤 笑美子

1月、2月、4月と日本ケアマネジメント学会の研修に参加しています。
過去、医療職として、毎年自身の振り返りとしての学会発表等があり大変でしたが、自
身の役割意識の向上、モチベーション維持に役立っていたと思います。
ただ、量的研究の経験だけで、質的研究(事例発表)は初めてで、福祉における質的研
究発表について一から勉強するつもりで参加させていただきました。
在宅で支援させていただくようになって、自分で自分がやりたいことをやりたいと日々
悩みながら慌ただしく日々に流されています。
福祉(誰もが当たり前に享受できる幸せ)に関わる方々が、ご利用者様の最善の利益を
考えられているか、福祉マインドをお持ちであるか、そうであれば相互に共通の使命に
向けてモチベーションを高めあえるのですが、そうばかりでないのも現状です。
どうしてこのようなことが行われているのか、自分の責務を果たそうとすればするほど
疲弊することもあり、モチベーションが低下することも多くあります。
 2月に急遽(大きなエピソードがあり)発表内容を決めたので、プレゼン資料つくり
に、ご指導、ご助言をいただくに当たり、学会発表支援塾、ひまわりの弁護士さん、リ
ーガルサポートの司法書士さん、ぱあとなあの社会福祉士さん、地域包括支援センター
や保険者の方、みんなが師になっていただいています。
今回の学びを糧に、発表を頑張りたいと思います。

 

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第Ⅳ回 学会発表支援塾 実践編(1)

■日 時:平成25年3月2日・3日
■場 所:愛知県青年会館
■参加者:会員 15名(内認定ケアマネジャー9名)・非会員 2名

学会発表支援塾 実践編(1)に参加して
                              兵庫県加古川市
                              医療法人社団 順心会
                              つばさ居宅介護支援センター幸生   
                                        大西 一枝

実践編(1)では学会発表の際の手順や抄録の書き方についての説明、入門編の講義の内容でもあった事例研究のプロセスについての講義がありました。実際に自分の事例をまとめたものを持参し、抄録としてまとめていく作業を行いました。グループ内で事例を発表し、お互いにまとめ方や内容について意見を交換し、何を伝えたいのか、伝わるようにまとめられているかなどをポイントに抄録を修正していきました。
このような作業の中で、自分の事例をじっくり振り返り、この事例のテーマは何だったのかということを考えていきました。しかし、一人で考えていてもなかなか視点が変わりません。グループワークの中で意見を交換したり、講師の助言をうけ、少しずつ修正していくことができました。研究の経験がない私にとっては研究のための思考回路ができていないのです。まさしく訓練の必要なことといえます。
事例の個別性ではなく普遍性をその事例の中から分析して、文章にしてくという作業は
事例検討よりもさらにエネルギーのいる作業でした。しかしこの作業をすることで、他の事例にも応用できる何らかの答えを導きだすことができるのが研究の醍醐味なのかなと少し感じ取ることもできました。
講義の中で、一つの事例を通して研究とは何か、どんな作業が必要か、といったことを丁寧に学ぶことができました。支援塾を受講することで、研究について学び、自分の担当する事例を使って実行することができます。日常の業務の中では行うことのないしんどい作業です。しかし、この地道な作業の繰り返しが、確実に支援の力の成長につながると思います。研究とは何かを学んでも、やはり、学んだことを実行しないと実感できないし身につきません。
まずは行動が大事であるとも言われました。しかし、知識や経験がない中で、自分一人ではなかなか実行に移すことはできないものです。今回は研修をうけ、実際に悩みつつも実行することで、一つの事例から学び、得るものがあることや研究の基本、学会発表の手順などを学ぶことができました。
今後、発表の形にしていくまでの段階も学んでいきたいと考えています。ありがとうございました。

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