第Ⅲ回 学会発表支援塾 実践編(1)
■ 日 時 平成24年3月10日(土)・11日(日)
■ 場 所 愛知県青年会館
■ 参加者 会員 27名
第Ⅲ回「学会発表支援塾」(実践編(1))3月10,11日研修に参加して
東京都西東京市向台町地域包括支援センター
吉田 洋子
受講前からとても楽しみにしていましたが、実際に実践編を受けることで入門編で学んだ内容の理解が、より深まりました。このことは一緒に受講された方達も、同じ感想を持たれたようでした。
実践編での研修の目標は、以下の2点です。
1.事例研究の内容と手順の理解ができる
2.抄録作成から学会発表の準備ができる
1日目は、奥田講師(認定ケアマネジャーの会理事)の講義の後、グループ内で1人5分ずつ事例発表し、発表者以外のメンバーが「演題としての客観性があるか?」の視点を持って、{理解・共感できた点・疑問・質問・倫理的配慮の不足点}を付箋に箇条書きにして、発表者に渡した後、ブレイン・ストーミングを行いました。
2日目は、3・11から1年目にあたり、14:45全員で1分間の黙祷を行いました。
昨夜作成してきた各自の抄録シートについて、グループ内で発表。ディスカッション後、個人ワークに入りました。自分が提出した事例を、「どの様な視点から発表するのが適切なのか?」自分自身が整理しきれていない状態の中で試行錯誤しながら、グループの仲間から貰った付箋を参考に、修正していきました。
各グループに奥田講師(同理事)・羽石講師(同理事)・白木講師(同会長)が順番に回って、各人の事例に的確な質問やヒントを下さり、欠けている視点に気付けました。その時の仲間への助言は、実は学会発表に留まらず、自分の仕事における視点のスキルアップにもなっていると、研修後に思い至ることがありました。
今回、60代現役ケアマネジャーの参加など、参加者からたくさんの良い刺激をもらえました。また、各理事から事例研究としての事例の捉え方や、所属している職場も含めて、どう発表するべきか指導を頂き、とても大きな収穫になりました。
この収穫を後輩育成にも役立てて、職場や地域全体のスキルアップに繋げられるように、尽力したいと思います。
最後に、講師の理事の方々はじめ事務局の皆様、有意義な研修を有難うございました。
2日目 抄録シートに記入してきた自分の事例をグループでディスカッションし、さらに見直す。認定ケアマネジャーの会理事が各グループについて援助
グループで事例発表。質問は、ふせんに記入し発表者へ渡す。その後、返答ディスカッション。
修了式。認定ケアマネジャーの方へは、修了証が渡されます。
認定ケアマネジャーの会奥田理事より本日のグループワークの説明