第Ⅴ回スーパーバイザー養成講座 応用編に参加して

第Ⅴ回 スーパーバイザー養成講座 応用編
■ 日 時 平成23年4月23日(土)・24日(日)
■ 場 所 東京セミナー学院
■ 参加者 会員36名 

第Ⅴ回スーパーバイザー養成講座 応用編に参加して

東京海上日動ベターライフサービス(株)
                    みずたま介護ST東村山
                              橋本 洋枝

私達ケアマネジャーは「ケアマネジメント」と「介護給付管理」2本の柱のバランスを保ちながら、要支援・要介護者の支援を担っています。
今回、スーパーバイザー養成講座応用編でも、この2本の柱をバランスのよく講義して頂き、白澤政和先生を始め、白木裕子会長、養成講座を構成して下さった担当の皆様に、参加者を代表し、心より御礼申し上げます。
 1日目の白澤先生の講義では、「介護保険法改正の捉え方」「ストレングスモデルのケアマネジメント」について、お話し頂きました。
「介護保険改正の捉え方」では、介護保険サービスの複合化(パッケージ化)や包括払いの問題など、オーダーメイドからレディーメイド化が図られ、利用者にとっても、ケアマネジャーにとっても、大変に厳しく、シビアな介護保険制度へ移行を迫られている状況下にあることを改めて認識することができました。
一方、「ストレングスモデルのケアマネジメント」では、利用者の出来ないことを[0]にすることなく、意欲・能力・自信・嗜好を活用する『ストレングス・モデル』 また、ソーシャルスキルトレーニング(SST)を高めながら在宅復帰を図る『リハビリテーション・モデル』、医師とケアマネジャー等が一体となり生命を守る『パクト・モデル』など、新たなケアマネジメントモデルを学習しました。これらは、利用者の能力及びQOLを高めながら、利用者の為に事業者を弁護する。そして、財源を守り、介護保険サービスを持続させるといった、利用者やケアマネジャーにとり展望的な講義でもありました。
 2日目のスーパービジョンは、白木会長を中心にグループスーパービジョン実践の基本、認定ケアマネジャーの役割の1つでもあるスーパーバイザーのあり方について学習しました。スーパーバイザーとなる認定ケアマネジャー(または主任ケアマネジャー)にとり、より多くの“情報”“知識”といった引き出しを持つことは、事例検討において事例の見立てが容易となるばかりか、利用者の自立支援とQOLの向上に繋がることも実感しました。
 この2日間を通し、認定ケアマネジャーの使命は、価値あるケアマネジメントを行うことにあると、改めて実感することができた有意義な2日間となりました。
今回、習得した内容を、具体的なケアマネジメント業務に活かしていきたいと思います。
                    

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