第Ⅲ回 学会発表支援塾 実践編(2)
■ 日 時 平成24年4月14日(土)・15日(日)
■ 場 所 愛知県青年会館
■ 参加者 会員 21名
第Ⅲ回「学会発表支援塾・実践編(2)」に参加して
(医)信愛会 在宅事業部 医療介護センター
神浦 有紀
今年の日本ケアマネジメント学会第11回研究大会は、私の地元・広島で開催されます。これまで毎年ではないものの、研究大会にて多くの演題を聞く機会を持たせていただいたことが、日常業務に追われて見失いがちになる自分の専門性を見直す機会となっていました。
今年は地元なので何らかの形の関わりが出来ればと考えていたところ、広島の認定ケアマネジャーの会からのお声かけもあり、急遽演題発表を予定することとなりました。
前回実践編(1)に参加したことでなんとか抄録はほぼ完成していたものの、スライドについては白紙のまま今回の実践編(2)への参加となりました。
まず1日目は講義にて①学会発表の目的を明確にすること②スライドの作り方③発表について④質問について、白木会長よりそれぞれわかりやすい説明と注意事項を聞かせていただき、個人作業・グループでの演習を進めました。
そして抄録の見直しを宿題で行った上で、2日目は実際にパワーポイントで発表スライドを作成していく作業を行い、グループ内で発表した後、意見交換や質疑応答を行いました。最後に2題の模擬発表を行い、白木会長・奥田理事・羽石理事の3人の先生それぞれよりコメントを頂き、あっという間の二日間が終了しました。
スライドは、抄録原稿をただ落としこむのではなく、原稿に書けていないところを視覚に訴えることで、より伝わるものにしていくためのもの…と教えていただき、改めて伝えたいところを見直し、再構成したつもりでも、今度は伝えたい焦点がまとまらなくなってしまい、改めて難しさを痛感しました。表や図式を上手に活用することも有効とはわかっていても、実際やってみると、どこに焦点を当てて整理していくのか迷ってしまい、改めて発表の目的に立ち戻って考える必要性を感じました。
こんな自分が本当に7月に無事に発表することが出来るのか、正直とても不安です。しかし、全国の認定ケアマネジャーの皆さんと、暖かい雰囲気の中で率直に意見交換が出来たり、3人の先生方が気さくにグループの中に入って下さり身近にコメントを頂けるなど、このように実践的に教えて下さる場というのはなかなか他にはなく、難しさは痛感したものの貴重な機会となり、発表への勇気をいただくことが出来たと思います。
お忙しい中こうした有意義な研修の機会を与えてくださった関係者の皆様に改めてお礼申し上げます。そして、全国の皆様、是非暑い時期ではありますが、広島大会へと足をお運び頂ければと思います。
2日目 白木会長より、問題点のある発表のパワーポイントを使って、具体的指導。
個人ワーク後にグループ内発表
個人ワーク語、グループ内で発表.
代表者の発表シュミレーション、2名の方が発表しました。
白木会長から、具体的な指導
白木会長講義は、発表の目的、注意点、スライドの作り方、倫理規定等、具体的な内容でした。