2024年度 学会発表支援塾実践編1

■日 時:2024年11月30日(土)
■会 場:オンライン
■参加者:会員28名(内認定ケアマネジャーの会会員26名)・非会員2名

学会発表支援塾 実践編1を受講して

           居宅介護支援事業所みはら 村松陽俊(群馬県伊勢崎市)

漠然と「いつかは発表したい」と考えていました。しかし、学会発表支援塾に申し込
もうと思っては、そのたびに勇気が出ずに断念していました。今回、参加を決意した
きっかけは、管理者になったことです。メンバーの相談に乗る機会が増える中で、物
事をロジカルに伝える必要性を痛感したからです。まずはスモールステップとして、
「研修の修了」を目標に掲げ、一括申し込みボタンをタップしました。決して安くは
ない参加費を払い込んだことで、自分を追い込む形になりました。

実践編1では、事前課題として「事例研究検討シート」の作成が求められました。事
例の選定には非常に苦労しました。支援経過を何度も読み返し、拠り所となる理論書
籍も繰り返し確認しました。振り返ってみると、ここまで深く事例を研究的な視点で
掘り下げたのは初めての経験だったと気付きました。入門編と実践編1を修了した時
点で、自分の中で利用者や家族との関わり方やその捉え方が変わっていることを感じ
ています。研究を通じて臨床家としての質が向上することを実感しました。「もっと
早く参加していれば良かった」と心から思います。

特に印象的だったのは、講師やファシリテーター、グループワークメンバーの支持的
な態度により、安心して学びを深められたことです。また、多様な意見を聞くことで
研究の視点が広がったのも貴重な経験でした。このような素晴らしい学びの場を提供
していただき、ありがとうございました。

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