平成27年度 スーパーバイザー養成講座STEP2

■ 日 時:平成27年9月12日(土)
■ 会 場:東医健保会館(東京・信濃町)
■ 参加者:会員 82名 ・ 非会員 11名

2015年度スーパーバイザー養成講座、事例提供者になって
               のんびりホームながおか 砂川 由美子
「どんな事例が、取り上げられるだろう?」と他人ごとのように考えながら昼食を終えた午後の研修開始、突然「事例提供者」に選出され、本当にびっくりしました。が、時間の経過と共に、自分が抱えている問題をどんな方向性に持っていけるのか?期待も持ちながらの発表となりました。
100人を超える研修、たくさんの質問に改めて、支援を振り返り現状を確認し、自分の足りないところ、働きかけの弱いところを知ることが出来ました。
今回の事例は、精神疾患を患う夫の生活に別居を余儀なくされた女性についてでしたが、疾患から私たちとの常識とは違う生活様式(自宅内荷物の蓄積)が生まれ、ケアマネを含め周りの人たちがそれを理解し、解決しようにも手が出せない現状。それにより本人、夫の思いとは違う方向(別居)へ導かなければいけないというギャップに心痛めていました。
その解決策を見つけるために、関係者間でのきちんとした地域ケア会議の開催が必要であると検討会を通して学び、行政から民間、警察までどう取りまとめていったらいいのか?正直、不安になったところもあります。
逆に考えたら、ケアマネが不安になるくらい、まだまだ「地域力が低いんだ」とも実感し、この地域力を上げる事が、私たちの役割でもあると学んだ研修でした。
ご指導 ありがとうございました。

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平成27年度 スーパーバイザー養成講座STEP1 (大阪会場)

■ 日 時:平成27年8月29日(土)
■ 会 場:大阪市立大学 文化交流センター
■ 参加者:会員92名・非会員14名

「認定ケアマネジャーの会、スーパーバイザー養成講座 」
STEP1「スーパービジョンの必要性とその課題について」研修に参加して

                  医療法人社団住吉医院  
                  すずらん居宅介護支援事業所 堀口 眞紀恵

「認定ケアマネジャー、主任介護支援専門員の資格を取得はしているが自分のㇾべルはそれに達しているのだろうか?
高度な実践力、マネジメントを習得でき指導者の役割を担っているのだろうか?」と自分を
振り返り見て、今回の研修を受講することでステップアップ出来たらという思いで参加させていただきました。
認定ケアマネジャーの会の研修は久しぶりの研修でした。
白木先生や皆様との再会はなつかしくもあり、と思う間もなく先生、皆様の「やる気パワー」に圧倒されながらの研修でしたが私もその中に入り「やる気パワー」をいただき、勉強スイッチが入り、あっという間の1日でした。
研修内容:演習を通じて事例展開に必要な「客観的事実」に基づいた情報収集の重要性を学ぶ
‘相手に気づいてもらう質問,‘バイジーのアセスメント能力を把握,のスーパーバイザー研修です。
今までの自分の質問は事例の方に興味が走り自分の関心で質問したりしていたため質問の意図が伝わらなかったが、質問によりバイジーに深く考えるきっかけを与えることにより「ひっかかり」「わだかまり」が質問の問いかけで別の視点に「気づく」ことができる「力」を身に付けるという研修を実際にバイジーがいて、質問をし、白木先生が可視化するため
板書されるという方法でロールプレーが実現できました。
すっきりした気分になれ、もしかしたら自分もできるかもしれないと錯覚するような充実した研修でした。

2回目、3回目と学習の機会を積み重ね「錯覚」ではなく実際に身につけることができレベルアップできるよう自己研鑚いたします。

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認定ケアマネジャーを目指そう研修会

■ 日 時:平成27年7月25日(土)
■ 会 場:東医健保会館(東京・信濃町)
■ 参加者:会員 77名 ・非会員 62名

認定ケアマネジャーとして

                     新潟県 主任介護支援専門員 阿部 充子

 5年前、私は認定ケアマネジャー資格を取得し、本年9月、1回目の更新のための書類を提出した。
 
―なぜ認定ケアマネジャー資格を取得しようと思ったのかー
 資格取得以前から1年に1回開催されているケアマネジメント学会研究大会には参加しており、そこで認定ケアマネジャーの会があることを知った。明確な目的意識があった訳ではなく資格があるならば取ろうという軽い気持ちで資格取得のための手続きを行った。
 いつもながら、お尻に火がつかないと行動できない性分の私は7月末提出の書類に手を付けずにいた6月下旬、突然父が脳出血で倒れ緊急入院、10日間の入院の後7月6日永眠となった。        
その時の私は父を亡くした悲しみと喪失感に加え、母の異変で通常業務をこなすことが精一杯で資格取得は翌年にしようと考えていた。しかしながら結果的に必要書類をぎりぎりで提出し面接、はれて認定ケアマネジャーの資格取得に至ったのである。なぜこのような状況にもかかわらず翌年に先送りしなかったのか。今思い返すと「父のせいにしたくなかった(父を言い訳にしたくなかった)」ということと「スーパービジョンとしての場を欲していた」ということにつきる。この頃の私は日々の業務に追われ常にモヤモヤとした気持ち、不全感を抱えながらこれで良いのかと自問自答を繰り返していた。
悩んだとき困ったとき、壁にぶち当たったとき明快な指摘がほしかった。同じケアマネジャー同士でも違和感に近い温度差も感じていた。人の人生ましてや人生の集大成の時期にかかわらせてもらうケアマネジャーに当たり外れがあってはいけない。だからこそ日常業務をこなすだけではなく、向上したかった。学びたかった。芯となるべきものが欲しかった。こんなときに出会ったのがこの認定ケアマネジャーの会である。

―認定ケアマネジャーになってー
HPには認定ケアマネジャーになると「自分のケアマネジメントに自身がつく」「主任介護支援専門員研修受講要件の実務経験5年が3年になる」「主任介護支援専門員更新研修の研修対象者となる」と謳われている。さらに認定ケアマネジャーの会に入会し研修会の参加や研究大会の座長体験等でさらなるスキルアップを目指そうと書いてある。確かにそれも重要ではあるが、それ以上のものがあるしそれ以外のことが大きいと私は感じている。
 というのは、認定ケアマネジャーの会主催の研修は体系的に行われており、ここには志を持ったモチベーションの高い全国のケアマネジャーつまり違う地域・組織・環境・強みを持つ人たちが集い、講義とグループワークを通じ学んでいる。そこには実践家としての講師陣もいる。当然、私自身の技術、知識、理論等々、未熟さ至らなさを痛感して帰ることは多い(ほぼ毎回)。でも、だからこそ、もっと学びたくなる。学び続けたくなる。またこの場に来たくなるのである。研修に参加する前の私はロールモデルとなる人を見いだせずにいた。しかし、この場に参加してみると見いだせなかったのは私自身の思い込みや視野の狭さ、思慮の浅さゆえのことであったことに気づかされた。そしてまさに目の前にロールモデルとなるべく人たちがいるではないか。

また、継続的に研修に参加していると圏域を超えて繋がる仲間ができてくる。人と出会い、人が人を繋げてくれる。そして人が新たな学びの場を発信してくれる。「こんなことがやりたい。あんなことがやりたい」と想像(創造)力を膨らませてくれる。その仲間により、おのおのの地域における資源、制度、研修体系を知ることもでき、私自身の、そして私自身が所属する組織の、地域の課題も見えてくる。「狭いところにばかり閉じこもっていてはいけない。もっと外にも目を向けて、心を開いて、一緒に成長しよう」と呼びかけてくれる。学びを通じて繋がった仲間の存在は一言では言い表せないくらいに大きい。支援される人は支援されなければならないといわれる。まさに良い時悪い時、自身を自身として認めてくれる同じ目標を持つ志の高い仲間、同志として、なくてはならない存在に出会えたのである。

最後に
私はケアマネジャーになって12年が経過した。
マンネリ化してはいないか、これで良いという思い込みはないか、傲慢になってはいないか、それを気づかせ学ばせてくれる場、それがまさに私にとっては認定ケアマネジャーの会であり、ここの研修であり、講師の先生方、仲間の存在である。
地域同行型研修講師人材養成研修第1回が一昨日昨日と東京で開講された。個から組織に、組織から地域に。認定ケマネジャーに期待されることは大きい。認定ケアマネジャーであるという自覚、責任をしっかりと持ち行動できるよう、学び続けなければ・・・仲間とともに。

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平成27年度スーパーバイザー養成講座STEP1

■ 日 時:平成27年7月26日(日)
■ 会 場:東医健保会館(東京信濃町)
■ 参加者:会員 64名  非会員 13名

スーパーバイザー養成講座 STEP-1を終えて

              相仁介護・支援サービス  相田 里香

 私たちケアマネジャーの仕事には、バランスの良い総合力が必要となる。
特に、白木先生のご講義にもあった多職種協働で行うアセスメント、インフォーマルケアのアセスメント等が重要となる今、優れたバイザーを目指すため、私たちの日常ではあまり体験することが出来ない、バイジー体験を意識して重ねていく必要性がある。しかし現実では日々の業務に追われ、なかなか自身の担当するケースを客観的に時間をかけて振り返ることは難しく、独りで黙々と継続的に時間や力を注ぐことは非常に困難である。しかし認定ケアマネジャーの会主催の研修に定期的に参加を続けていくことで、自ずとその貴重な機会を意欲と期限をもって体系的に学び、取り組めるようになるのではないかと私はそう感じている。

研修に参加するための準備においては、事例をまとめることでまず、支援過程や課題などを省りセルフスーパービジョンが行え、また事例を発表する中では他者にわかるように短い時間の中、簡潔にプレゼンテーションを行うこと、判断の根拠やアセスメント、思考の過程の言語化のトレーニングが出来る。そしてGWでは、事例検討・SVの程を通じて自身の体験だけではなく、地域の仲間の事例だけでもなく、全国の仲間の事例を知り、共に考え、学び合い、事例に関するたくさんの気づきや実践に役立つ理論や技術、またそれぞれが抱える地域課題やその対策・取り組みを知ることが出来るのだと私は思う。

そして何より、そこで学びを通じて広がる仲間の存在は大きい。研修が終わり、それぞれの地域に戻り、日々の業務に戻った後でも、地域での活動や研修等の情報を共有しあい、また時に本音で悩みを打ち明けることも出来るような同じ価値観をもつ志の高い全国の仲間がまた次の研修で顔を合わせる。基礎となる職種も、年齢も経験も地域も違う仲間が、ひとつの目標に向かい出会える場。研修に参加する度、そんな共に成長していけるような仲間が、またひとりまたひとりと増えていくことが、専門職として、ひとりの人間としての成長につながるのではないかと思う。そしてそこにはロールモデルとなる講師陣がいる。目標とする人の存在は意欲を高め、今の自身の課題を明らかにしてくれる。

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全体研修会「障害者支援の理解」~ケアマネジャーに期待するもの~  講師:小澤 温 氏

■日 時:平成27年6月12日(金)15:00~ (第14回研究大会時)
■会 場:横浜パシフィコ 会議センター4階 419会議室
■参加者:認定ケアマネジャーの会会員 155名  その他 45名  

日本ケアマネジメント学会in横浜 認定ケアマネジャー全体研修の感想

            中央金沢朱鷺の苑 居宅介護支援事業所 山本 治美

6月12日(金)午前から新幹線かがやきにて東京へ。会場のパシフィック横浜に着いたのはちょうど12時だった。今回は老年学会のランチョンセミナーと認定ケアマネジャー総会ののち、全体研修に参加した。
全体研修会では「障がい者支援の理解」~ケアマネジャーに期待するもの~と題して、筑波大学大学院人間総合研究科教授の小澤温先生のご講義。障がい者の支援に携わった先生の芯のあるお話がとても新鮮だった。 特に例を挙げると、ソーシャルスキルトレーニング(生活に戻るためのトレーニング)という言葉がある。退院後から一人で生活することになる精神疾患患者は、自宅に戻るため社会的適合へのトレーニングを行う。そこで、注目したいのは、ICFの視点。ICFは高齢者自立支援のケアマネジメントで、随分前から知り得ていたものだと認識していたが、本来の多面的捉え方に加えて大事な視点が、「関係性」。できる・できないの世界ではひっかかってこないものが「関係性」と言える。つまりアセスメントで「できる・できない」「している・していない」を見極めるその前に、支援者とクライアントがうまく関係性ができているかどうかであると、講師は述べる。高齢者支援では「インテーク」から話が進むけれど、障がい者では「アウトリーチ」から進むのであると。 関係性ができていないところからの発掘であり、関係づくりが求めれるからだ。これが、支援場面で情緒のコンロトールがうまくいかないクライアントには、「好きなことをさせることで情緒を安定させる」であったり、「ほめる良い評価」で自尊心を大事にしたり、家族関係が悪ければ口論の原因を分析し、良い点を伝えるなど、支援の関係づくりに工夫がされると聞き、とても参考になった。
障がい者支援では パーソンセンタードプランあるいはパーソンフューチャードプランといい、個人中心の計画をつくる。高齢者支援では「維持」に重きを置くケースが多い中、障がい者では「伸びる・成長する」を重視。クライアントがやりたい事を生み出す動機づけとなるものを探すという。クライアントの意志決定こそ、自立への支援。そのためには一方向ではなく、「お友達」的なゆるやかのサポート関係を構築し、支えていく。用がない会話も重要で、用が無いと話さなくなるのはよくないという言葉は、目からうろこだった。普段からの関係性ということだ。自閉症協会の会長の言葉が紹介された。日本は事前に訓練して世に出す。英国は世に出してから訓練する。この違いがあるとのこと。つまり「支援する」ということは、「当事者の挑戦する機会を奪うこと」だという。それよりも「自信を持つ機会を作る」必要がある。コミュニケーションの中でアセスメントするのだ。積極的専門的介入には二つの視点、リスク管理と意思決定がある。どちらかを優先するとどちらかが劣性となる。その采配。ソーシャルワークにおける対話合意形成重視これは時間がかかるプロセスである。ストレングスモデルに見る利用者主体性、「本来能力はあるのだ」という意識。つまり潜在的な力が重視されているのだ。
普段の仕事を見てみよう。利用者主体と言いながら、家族主体になっていないだろうか。また、サービスありきになっていないだろうか。支援により本人の挑戦意欲を低下させていないだろうか。「本来能力はあるのだ」という視点は、高齢者も同じ。支援者である自分たちの姿勢についてもう一度立ち戻り、視点を変えた援助の可能性について見直すことができた。

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スーパーバイザー養成塾 北九州セミナーSTEP3

■日 時:平成27年2月14日(土)
■会 場:かもめホール
■参加者:会員44名 非会員25名

スーパーバイザー養成塾 北九州セミナーSTEP3
『スーパーバイザーへの道《その1》~スーパービジョンに必要な質問力を高めよう~』

添田町地域包括支援センター

                               主任介護支援専門員    成尾 千鶴

主任ケアマネに求められるスーパービジョンをきちんとできる自分になりたいと思い、一念発起して参加した『スーパーバイザー養成塾』もとうとう最終ステップを迎え、ドキドキしながら研修会場に向かいました。

ステップ1の白木先生の口から発せられる言葉の一つひとつが新鮮で、目からウロコが剥がれ落ち、ステップ2での事例プレゼンとグループワークによって深い部分まで見れるケアマネになれるような錯覚を持っての参加でした。

グループメンバー全員が事例のプレゼンをした後に一つの事例を選び、グループワークで事例検討を行う事になったのですが、私がプレゼンした事例がグループ更には全体ワークとして選ばれました。事例提供者となったのは、今回が初めてでした。一問一答によってアセスメントが深まると共に、白木先生の質問や解説で今まで言葉として表出できなかった課題が二転三転しながらも明確になっていくのが分かりました。心の中で「そうそう、ここがしっくりとこなかった所だったのよ。」と叫んでいる自分がいました。

これまで「事例検討は嫌い」と思っていたのですが、その最中はワクワクし高揚感に包まれ楽しくてしかたありませんでした。更には、また事例提供者になりたいと思えるようになっていたのです。

今回、頂いた助言は少しずつですが実行しています。必要性をきちんと理解した上で行うアセスメント(特に生活歴)の聴取は、支援の方向や手立てが利用者の思いの実現に繋がる事が身にしみて分かった研修となりました。

白木先生をはじめケアマネット21及び参加された皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

スーパービジョンができる主任ケアマネになるべく、今後も自己研鑽を積み重ねていこうと思っています。

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第Ⅲ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座 フォローアップ研修

■日 時:27年2月14日(土)10:00~16:00
■会 場:桜美林大学大学院(東京 四ツ谷)
■参加者:会員18名 非会員1名

第Ⅲ回ケアマネジメントキャリアアップ講座 フォローアップ研修に参加して
                      (有)GRACEAGE
                        井口台介護ステーション
                             岸川映子

 数年前、野中猛先生がお元気な頃、先生が直々に教えて下さるケアマネジメントキャリアアップ講座を受講しました。野中式事例検討会を初めて知り大変貴重な体験をさせていただきました。その後、地元の広島市西区でNCCと言う主任介護支援専門員を中心とした事例検討会を毎月開催してきました。また、広島県知事認定ケアマネマイスター広島に認定され、県内のケアマネジャーの質の向上のために、研修や講演をする立場になりました。
「きちんとスーパービジョンができるようになりたい。ブラッシュアップしなければ」という気持ちでキャリアアップ講座とフォローアップ研修を再受講しました。
フォローアップ研修では勇気を出して事例提供者に手を挙げました。数年間かかわる事例で、私自身の気持ちのありようが検討課題でした。「なぜ、Aさんの事例にモチベーションが保てないのか自分を見つめ直したい」 全国の仲間が司会進行、板書、参加者として、否定することなくサポーティブに一問一答し、答えを教えるのではなく私が答えに気づくように言葉を変え、表現を変えて発言してくれました。
上原久先生が、「クライアントとケアマネジャーの間に双方向の感情転移が起こっているのではないか」と尾崎新先生のことばを引用しながら教えてくださいました。いままで、モヤモヤとしたベールに覆われた事例がゆるやかにベールを外してくれたようでした。利用者、主介護者の持つ力量が理解でき、領域別の図を見ると地域情報の領域の支援の少なさが浮き彫りになりました。担当ケアマネジャーは私で良いのだ、これからもこの事例と四つに組んで支援を続けていこうと気持ちを新たにすることができました。
研修の翌週、利用者と主介護者を訪問し面談を行いました。上原先生に背中を押された、現時点で確認しておくべき事を確認し、「種まき」を実践してきました。
上原先生、全国の仲間達、研修を企画してくださった認定ケアマネジャーの会、事務局、に深く感謝します。

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第Ⅲ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP1~5を修了して

★STEP1
 ■日時:平成26年6月28日(土)
 ■会場:日赤サービス
 ■参加:会員53名 非会員13名

★STEP2
 ■日時:平成26年9月27日(土)
 ■会場:東医健保会館
 ■参加:会員44名 非会員11名

★STEP3
 ■日時:平成26年10月25日(土)
 ■会場:東医健保会館
 ■参加:会員38名 非会員5名

★STEP4
 ■日時:平成26年11月29日(土)
 ■会場:東医健保会館
 ■参加:会員36名 非会員6名

★STEP5
 ■日時:平成27年1月24日(土)
 ■会場:東医健保会館
 ■参加:会員37名 非会員6名

ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP1~5に参加して

                            百寿の郷介護保険相談所
                                  阿部 鮎美

 ケアマネ業務に従事して早、数年。後に主任介護支援専門員研修も終え、更にはスーパーバイザー養成研修等々、日々研修を重ねてはいるものの私自身、聞かれれば答えることはかろうじてできたとしてもいざ実際に自分が行う場合は、自身がありませんでした。偏ったアセスメントになってはいないだろうか、見立て・手だてはこれでよいのだろうか、またスタッフが迷ったり悩んだりしているときの問いかけや気づいてもらえるような質問ができているのだろうか、これでいいのだろうか、など日々考えさせられることがありました。そこで今回、遠方ということや続けて参加できなければ効果的でないのではないかなどと迷いはしたもののまずは1回だけでもいいのでという思いで研修会に参加してみました。
 いざ、初回に参加してみて驚いたのは受講される方々は、私より時間をかけ、前泊してまでも参加している方々や、そして何より強い意欲をもって参加されていることでした。参加するまで迷っていたものがすうーっとかき消された想いでした。
 研修スタイルとしては単回ごとに到達目標が示されており、非常にわかりやすかったです。1回ごとに到達レベルを明らかにすることで何を学び何を得たのかということが確認することができました。また今後どういった点に着目してたずさわればいいのか、方法論として身につくかというように実際の手法としてのノウハウを理解することができました。今までの座学形式の研修で何度やってもどこか自信が持てなかった部分が今回の研修を通して頭で理解するだけでなく実際の形として伝わってくる思いがしました。初回の研修を終えてみると、次もSTEPも知りたくなり、またその次もといった具合で1回参加させていただくごとに次回への期待が高まってゆきました。
 全行程を終え、一通り体験することができたという実感、手ごたえを抱くことができましたが、一度参加すればいいというものでもなく、この研修は回を重ねるごとに自分自身のケアマネジメント能力やスーパービジョン技法を高めてくれる大変有意義な場として今後も参加させていただき学びたいと思っております。
 終わりに、今回様々な迷いもあったものの研修に申し込んだと冒頭に書きましたが、加えて私のような未熟なものが参加しても大丈夫だろうかということも実は考えておりました。ところが、実際参加させていただいた際には役員の方々がとても気持ちよくフォローしていただくことで躊躇なくSTEP1~5終えることができ、大変感謝しておりこの場を借りお礼を申し上げます。

第Ⅲ回ケアマネジメントキャリアアップ講座に参加して

兵庫県
介護サービスフォーユー
介護サービスピュアライフ    木村美泉

昨年6月から5回シリーズで開催された研修に参加し、学ばせて頂きました。
STEP1ではケアマネジメントとは何なのか?スーパービジョンがなぜ必要なのか?方法やコツだけを学ぶのではなく、これから私たちが目指すスーパーバイザーの存在意義を学ぶことからスタートしました。
STEP2・3では事例の書き方や、効果的な質問をするための講義でした。
『検討者はアセスメントを深めるために具体的な質問をすることが求められ、提出者は事実と感情を区別して答えなくてはならない』という事が印象に残りました。特に『何を明らかにするために、どの様な質問するか』については、とても丁寧に時間を割いて教えて頂き、大きな学びでした。
学んだことを踏まえ、STEP4・5では、いよいよ実践です。
先生方のサポートのもと、事例提供者、司会、板書すべてを受講生が担い、全員で事例を検討しました。私はSTEP4・5の二回続けて事例を検討して頂く事となりました。
後半のまとめを奥田先生と白木先生それぞれに担って頂けるという幸運にも恵まれました。
終わった直後は、頭の整理が追い付かず混乱気味でしたが、徐々に問題の整理ができ、自分に足りなかった視点等多くの事に気づくことが出来ました。
先生はもちろんの事、検討して下さる受講生の熱意が伝わり、すでにスーパーバイザーとしての自覚を持ち、歩んでおられる事を実感しました。
白木先生と奥田先生を始めとする先生方や、全国から集まった熱心な仲間たちが、真剣に事例に取り組んで下さった事にとても感謝しています。この場を借りてお礼申し上げます。
講義の中で「バイジー体験が無い人がバイザーになる事の難しさ」について触れられていました。今回自分の課題を再確認し、自分自身にがっかりもしましたが、この事がきっとこれからの第一歩になると信じたいと思います。
最後になりましたが、白木先生、奥田先生をはじめとする先生方、理事役員の皆様、事務局の皆様にお世話になった事を心より感謝申し上げます。

STEP5「スーパーバイザーへの道(その3)」に参加して
~地域で展開するスーパービジョン~
のん美里ホームながおか   砂川 由美子

初めてこの学会の研修に参加させていただいたのは、約3年前でした。事例の生活歴や取り巻く環境を見ながら現況のエビデンスを探っていく行程は、衝撃を受けるくらいの驚きとたくさんの気づきを与えてくれました。最初は紙面上のみの人が、検討を重ねるうちに存在する人としてイメージができる。3Dとはこういうこと。「目から鱗」とはこういうことを言うんだと実感しました。その後、参加するたびに新しい発見をすると共に、自分のアセスメントの浅さを痛感しているところです。
今回は、緊張の中、事例提供者となり、その受け答えや伝えることの難しさも学びました。また日頃、担当として関わっている事例に対し客観的に見ることで、気づかなかった視点、今後起こるであろうマイナス面への予測など新たに知ることができ、今後の方向性や課題が少しずつ見えてきました。
白木先生の「気づきは、比較することから・・ケースの違い、考えや判断の違い、過去・現在の自分の違いを比較すること」の言葉に納得。自分一人では気付けないことが、たくさんの意見を聴き比較することで気づけることをグループワークや全体での事例検討で学ぶと共に一緒に学ぶ仲間達の頑張りに刺激を受け、自分には、まだまだ「学ぶ」という可能性があることを知りました。
また、ある方の事例検討の中で、「説得と納得は違う。もしかしたら、自分では気づかないうちに説得で終わっているのではないか?」と気づかされた事は、とても大きな学びでした。
講義の中で白木先生が言われていた「あの人と仕事をするとしやすい。そう思われる専門職としての存在が大切」・・この言葉にも納得すると共にそうなれるように自分なりに学んでいこうと思いました。ご指導いただきました先生方ありがとうございました。

STEP2

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第Ⅱ回 主任ケアマネジャースキルアップ研修 入門編

■日 時:平成26年10月18日(土)10:00~16:00
■会 場:桜美林大学大学院(東京 四ツ谷)
■参加者:会員 27名  非会員  3名

第Ⅱ回 主任ケアマネジャースキルアップ研修 入門編に参加して

                     (静岡)居宅介護支援事業所 海光園
                           川口 加壽子

 主任ケアマネジャースキルアップ研修 入門編に参加しました。
 当日は、他の団体でも研修会が開催されていましたが、迷うことなくこの研修会に参加したのは、指導者の研修展開能力にひかれたのはもちろんの事、事例検討から事例研究に展開する力をつけたいと思ったからです。10数年の実績を経て、そろそろ研究に繋げたいと思い始めていました。個別課題から地域課題を把握する力を習得し、地域ケア会議での個別事例のまとめ方や地域課題の整理の方法のスキルを学ぶことは魅力的でした。
 入門編でのグループディスカッションは、其々の経験を元に忌憚のない意見を出し合い、充実した時間となりました。花園大学の福富先生の講義は判りやすく、知らず知らずに実践していたことが研究題材になることを学びました。
 「ひょっとしたら、私にもできることがあるかもしれない。」と、心が揺れました。研究者を味方につけて、実践体験したことの理論を学び、研究に繋げることができれば・・・
 「出来た書類は、暫く、机の引き出しに仕舞っておく。」この言葉にも納得できた。
 数年ぶりに参加した学会の研修は、やはり満足のいくものでした。
 これもひとえに研修担当の皆様をはじめ、夜行バスで駆けつけてくださった福富先生のお蔭と、心より御礼申し上げます。

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第Ⅰ回 スーパーバイザー養成塾 北九州セミナーSTEP2

■日 時:平成25年12月13日(土)
■会 場:かもめホール
■参加者:会員 36名  非会員 19名  計 55名

スーパーバイザー養成塾 北九州セミナー
講師:白木 裕子
 日本ケアマネジメント学会理事・NPО法人ケアマネット21代表

ステップ2『スーパーバイジーを体験しよう』を受講して

                       在宅支援リハビリテーションセンター
                       居宅介護支援事業所 銀屋
                       介護支援専門員 清田あづみ

初めて小倉での研修会に参加するため、雪交じりの雨の中、長崎から特急と新幹線を乗り継ぎ小倉医療センターへ到着。
福岡からの参加者も多かったのですが、山口・広島・大阪からの参加もあり、熱気むんむんの会場に参加者の関心の高さを感じました。
ステップ2『スーパーバイジーを体験しよう』では、白木裕子先生の講義とグループワークでプレゼン技術とファシリテーショングラフィックについて実技を通して学ぶことができました。
プレゼンテーションでは、事例検討用紙の詳細を伝えようとしすぎていることに気づきました。
事例を反映させる『タイトル』と『ざっくりの概要』を提示することで参加者の『もっと知りたい』を引き出し、1問1答で事例を深めることができる。
事例を深めることで、今まで気づかなかったアセスメントの視点により、新たな課題にも気づくことができることを学びました。
ファシリテーショングラフィックでは、情報を図式化することで事例検討の参加者が同じように情報の共有ができること、またそのためには情報を要約する能力が必要であることを痛感しました。わかりやすい表現、的確な言葉のチョイスなどグループワークにより、他者の技術や工夫に触れ、自分に足りない部分を補うことができました。また、お互いの考えを伝え合うことで『なるほどそうか!』と再確認をする場にもなりました。

同じ目標を持った全国の仲間たちの輪をこれからも広げ、ともにスーパーバイザーへの道を進んでいこうと思います。

次回のステップ3の研修に参加するのが楽しみです。

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