第Ⅲ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP1~5を修了して

★STEP1
 ■日時:平成26年6月28日(土)
 ■会場:日赤サービス
 ■参加:会員53名 非会員13名

★STEP2
 ■日時:平成26年9月27日(土)
 ■会場:東医健保会館
 ■参加:会員44名 非会員11名

★STEP3
 ■日時:平成26年10月25日(土)
 ■会場:東医健保会館
 ■参加:会員38名 非会員5名

★STEP4
 ■日時:平成26年11月29日(土)
 ■会場:東医健保会館
 ■参加:会員36名 非会員6名

★STEP5
 ■日時:平成27年1月24日(土)
 ■会場:東医健保会館
 ■参加:会員37名 非会員6名

ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP1~5に参加して

                            百寿の郷介護保険相談所
                                  阿部 鮎美

 ケアマネ業務に従事して早、数年。後に主任介護支援専門員研修も終え、更にはスーパーバイザー養成研修等々、日々研修を重ねてはいるものの私自身、聞かれれば答えることはかろうじてできたとしてもいざ実際に自分が行う場合は、自身がありませんでした。偏ったアセスメントになってはいないだろうか、見立て・手だてはこれでよいのだろうか、またスタッフが迷ったり悩んだりしているときの問いかけや気づいてもらえるような質問ができているのだろうか、これでいいのだろうか、など日々考えさせられることがありました。そこで今回、遠方ということや続けて参加できなければ効果的でないのではないかなどと迷いはしたもののまずは1回だけでもいいのでという思いで研修会に参加してみました。
 いざ、初回に参加してみて驚いたのは受講される方々は、私より時間をかけ、前泊してまでも参加している方々や、そして何より強い意欲をもって参加されていることでした。参加するまで迷っていたものがすうーっとかき消された想いでした。
 研修スタイルとしては単回ごとに到達目標が示されており、非常にわかりやすかったです。1回ごとに到達レベルを明らかにすることで何を学び何を得たのかということが確認することができました。また今後どういった点に着目してたずさわればいいのか、方法論として身につくかというように実際の手法としてのノウハウを理解することができました。今までの座学形式の研修で何度やってもどこか自信が持てなかった部分が今回の研修を通して頭で理解するだけでなく実際の形として伝わってくる思いがしました。初回の研修を終えてみると、次もSTEPも知りたくなり、またその次もといった具合で1回参加させていただくごとに次回への期待が高まってゆきました。
 全行程を終え、一通り体験することができたという実感、手ごたえを抱くことができましたが、一度参加すればいいというものでもなく、この研修は回を重ねるごとに自分自身のケアマネジメント能力やスーパービジョン技法を高めてくれる大変有意義な場として今後も参加させていただき学びたいと思っております。
 終わりに、今回様々な迷いもあったものの研修に申し込んだと冒頭に書きましたが、加えて私のような未熟なものが参加しても大丈夫だろうかということも実は考えておりました。ところが、実際参加させていただいた際には役員の方々がとても気持ちよくフォローしていただくことで躊躇なくSTEP1~5終えることができ、大変感謝しておりこの場を借りお礼を申し上げます。

第Ⅲ回ケアマネジメントキャリアアップ講座に参加して

兵庫県
介護サービスフォーユー
介護サービスピュアライフ    木村美泉

昨年6月から5回シリーズで開催された研修に参加し、学ばせて頂きました。
STEP1ではケアマネジメントとは何なのか?スーパービジョンがなぜ必要なのか?方法やコツだけを学ぶのではなく、これから私たちが目指すスーパーバイザーの存在意義を学ぶことからスタートしました。
STEP2・3では事例の書き方や、効果的な質問をするための講義でした。
『検討者はアセスメントを深めるために具体的な質問をすることが求められ、提出者は事実と感情を区別して答えなくてはならない』という事が印象に残りました。特に『何を明らかにするために、どの様な質問するか』については、とても丁寧に時間を割いて教えて頂き、大きな学びでした。
学んだことを踏まえ、STEP4・5では、いよいよ実践です。
先生方のサポートのもと、事例提供者、司会、板書すべてを受講生が担い、全員で事例を検討しました。私はSTEP4・5の二回続けて事例を検討して頂く事となりました。
後半のまとめを奥田先生と白木先生それぞれに担って頂けるという幸運にも恵まれました。
終わった直後は、頭の整理が追い付かず混乱気味でしたが、徐々に問題の整理ができ、自分に足りなかった視点等多くの事に気づくことが出来ました。
先生はもちろんの事、検討して下さる受講生の熱意が伝わり、すでにスーパーバイザーとしての自覚を持ち、歩んでおられる事を実感しました。
白木先生と奥田先生を始めとする先生方や、全国から集まった熱心な仲間たちが、真剣に事例に取り組んで下さった事にとても感謝しています。この場を借りてお礼申し上げます。
講義の中で「バイジー体験が無い人がバイザーになる事の難しさ」について触れられていました。今回自分の課題を再確認し、自分自身にがっかりもしましたが、この事がきっとこれからの第一歩になると信じたいと思います。
最後になりましたが、白木先生、奥田先生をはじめとする先生方、理事役員の皆様、事務局の皆様にお世話になった事を心より感謝申し上げます。

STEP5「スーパーバイザーへの道(その3)」に参加して
~地域で展開するスーパービジョン~
のん美里ホームながおか   砂川 由美子

初めてこの学会の研修に参加させていただいたのは、約3年前でした。事例の生活歴や取り巻く環境を見ながら現況のエビデンスを探っていく行程は、衝撃を受けるくらいの驚きとたくさんの気づきを与えてくれました。最初は紙面上のみの人が、検討を重ねるうちに存在する人としてイメージができる。3Dとはこういうこと。「目から鱗」とはこういうことを言うんだと実感しました。その後、参加するたびに新しい発見をすると共に、自分のアセスメントの浅さを痛感しているところです。
今回は、緊張の中、事例提供者となり、その受け答えや伝えることの難しさも学びました。また日頃、担当として関わっている事例に対し客観的に見ることで、気づかなかった視点、今後起こるであろうマイナス面への予測など新たに知ることができ、今後の方向性や課題が少しずつ見えてきました。
白木先生の「気づきは、比較することから・・ケースの違い、考えや判断の違い、過去・現在の自分の違いを比較すること」の言葉に納得。自分一人では気付けないことが、たくさんの意見を聴き比較することで気づけることをグループワークや全体での事例検討で学ぶと共に一緒に学ぶ仲間達の頑張りに刺激を受け、自分には、まだまだ「学ぶ」という可能性があることを知りました。
また、ある方の事例検討の中で、「説得と納得は違う。もしかしたら、自分では気づかないうちに説得で終わっているのではないか?」と気づかされた事は、とても大きな学びでした。
講義の中で白木先生が言われていた「あの人と仕事をするとしやすい。そう思われる専門職としての存在が大切」・・この言葉にも納得すると共にそうなれるように自分なりに学んでいこうと思いました。ご指導いただきました先生方ありがとうございました。

STEP2

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