第Ⅲ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座 フォローアップ研修

■日 時:27年2月14日(土)10:00~16:00
■会 場:桜美林大学大学院(東京 四ツ谷)
■参加者:会員18名 非会員1名

第Ⅲ回ケアマネジメントキャリアアップ講座 フォローアップ研修に参加して
                      (有)GRACEAGE
                        井口台介護ステーション
                             岸川映子

 数年前、野中猛先生がお元気な頃、先生が直々に教えて下さるケアマネジメントキャリアアップ講座を受講しました。野中式事例検討会を初めて知り大変貴重な体験をさせていただきました。その後、地元の広島市西区でNCCと言う主任介護支援専門員を中心とした事例検討会を毎月開催してきました。また、広島県知事認定ケアマネマイスター広島に認定され、県内のケアマネジャーの質の向上のために、研修や講演をする立場になりました。
「きちんとスーパービジョンができるようになりたい。ブラッシュアップしなければ」という気持ちでキャリアアップ講座とフォローアップ研修を再受講しました。
フォローアップ研修では勇気を出して事例提供者に手を挙げました。数年間かかわる事例で、私自身の気持ちのありようが検討課題でした。「なぜ、Aさんの事例にモチベーションが保てないのか自分を見つめ直したい」 全国の仲間が司会進行、板書、参加者として、否定することなくサポーティブに一問一答し、答えを教えるのではなく私が答えに気づくように言葉を変え、表現を変えて発言してくれました。
上原久先生が、「クライアントとケアマネジャーの間に双方向の感情転移が起こっているのではないか」と尾崎新先生のことばを引用しながら教えてくださいました。いままで、モヤモヤとしたベールに覆われた事例がゆるやかにベールを外してくれたようでした。利用者、主介護者の持つ力量が理解でき、領域別の図を見ると地域情報の領域の支援の少なさが浮き彫りになりました。担当ケアマネジャーは私で良いのだ、これからもこの事例と四つに組んで支援を続けていこうと気持ちを新たにすることができました。
研修の翌週、利用者と主介護者を訪問し面談を行いました。上原先生に背中を押された、現時点で確認しておくべき事を確認し、「種まき」を実践してきました。
上原先生、全国の仲間達、研修を企画してくださった認定ケアマネジャーの会、事務局、に深く感謝します。

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