第Ⅰ回 スーパーバイザー養成塾 北九州セミナー STEP1

■日 時:平成25年10月18日(土)
■会g場:かもめホール
■参加者:会員 43名  非会員18名  計61名

「第Ⅰ回スーパーバイザー養成塾北九州セミナー」を受講して

                           T &Tネットワーク株式会社 
                             居宅介護支援事業所中野
                                   中村 剛

今年8月頃、「第Ⅰ回スーパーバイザー養成塾北九州セミナー」の開催案内を見て、私の心は躍りました。何故ならば、この研修は、以前から関心を持っていたことと、しかも、広島から近い場所(北九州市)で開催されることで、さらに参加意欲が出てきたためです。早速、会社の有志3名と一緒に申し込みをしました。
研修会の冒頭、白木裕子先生は、野中猛先生との思い出を回想されながら「高齢・障がいの領域を超えてケアマネジメントをアートとして普遍化していくために手法を伝え、人を育てていきたい」と熱くも温かく語られるとともに、奥川幸子先生の言葉にも触れ、「うまくいっている自分におごりはないか」つねに対人援助職者としての「自身の価値、知識、技術を磨いていく振り返りの自己検証が事例検討の場である」とご講義いただきました。
午後の事例検討はグループワークで行われました。真剣な中にもユーモアがある白木裕子先生のご指導により、あっという間に時間が過ぎていきました。そこでは、①主観的情報と客観的情報を整理すること。②私たちのアセスメント思考過程、身体でしている「ひっかかり」を言語化し、効果的な質問をする大切さを学ぶことができました。
広島への帰路、もう一つの楽しみだった博多ラーメン。ラーメンを味わいながら広島県認定ケアマネジャーの会の諸先輩と感想交流を深め、学びの必要性を改めて実感させていただく機会ともなりました。
私自身、今回の学びを、日頃の実践知に展開できるようになる自己成長を図るためにも、更に継続した学びや触発が必要であると実感しており、STEP2、3と受講していきたいと考えています。
最後になりましたが、白木裕子先生をはじめ、開催準備にあたって下さった関係者の方々に深く感謝申し上げます。

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第Ⅲ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP1

■日 時:2014年6月28日
■会 場:日赤サービス(東京 大門)
■参加者:会員53名 非会員13名  懇親会参加者 29名

第Ⅲ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座step1
「ケアマネジメントとは何か」を受講して

                  ケアプランセンターしもかわ
                     下川 和代 (長崎県)

全国各地から様々な経験を持った人々が集まり、ケアマネジメントキャリアアップ講座を受けた。長崎から参加し、お隣に座った方から、「昔からの知り合いですか」といわれるように、参加した皆様と話が弾んだ。
「情報は今だけでのものではありません。」白木裕子先生の言葉が、胸に響く。「生活を継続させていく為に」「これまでの生活歴を知る事」の重要性をわかりやすく、具体的にそして、熱く語られる。「どんな人かイメージできる情報収集を行なう。」
とかく、その方の今、現在の不自由さに視点がいっている自分に気づいた。これまでの自分のケアマネジメントについて自分の視点の偏りを他の皆様の考えを聞きながら、振り返ることができた。
最後の懇親会もまた、楽しみの一つである。全国のケアマネとつながっているという強みはこの上ない楽しみと自信になる。また、ノルデックのステックを携えて、次回の講座で、先生方、参加者の皆様のパワーをいただく事を楽しみにしている。

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第Ⅰ回 主任ケアマネジャースキルアップ研修 実践編(1)

■ 日 時:平成26年3月22日(土)10:00~16:00
■ 会 場:東医健保会館(信濃町)
■ 参加者:会員 43名  非会員 7名

主任ケアマネジャースキルアップ研修実践編1に参加して

                                中央金沢朱鷺の苑居宅介護支援事業所
                                           山本 治美

今回の主任ケアマネジャーを対象としたスキルアップ研修は、とても楽しみにしていました。ちょうど地域包括支援センターの主任ケアマネジャーをしていたので、「地域ケア会議」についても触れているところも、関心事でした。
奥田先生のご講義では、個別の課題から事例検討や地域の課題の抽出、そして地域ケア会議に発展し、現場から挙がった意見や提言が、福祉計画策定会議や老人・障害の福祉計画へとつながっていくしくみであることを教えていただきました。
また、事例検討が課題提出者のスキルアップや事例の解決に焦点が当たるのに対し、事例研究では、福祉施策への提言を含め、事実や専門性の根拠を理論立てて表現することの大切さを、お話しいただきました。
今回の研修には、事前の事例提出が必須でしたので、あまり深く考えずに何気なく浮かんだ利用者とのやりとりを、事例として出した私でした。介護予防の事例では、それほどインパクトはないと思っていました。
グループに分かれて、自分の事例を紹介し、参加メンバーから事例の焦点を明らかにしてくための質問をもらいます。メンバーのみなさんには、内容が薄くて恐らくがっかりされるだろうと思っていましたが、むしろ「それはまとめたらいいと思います。」と、背中を押され、「事例のどこに理論を求めるか。」「この事例を出す意義」まで考えてしまい、すっかりのめり込んでしまいました。抄録タイトルを決める段階では、「生みの苦しみ」を味わいました。納得できるタイトルが出るまでのプロセスには、グループ内の真剣な議論や、先生からの専門的な視点からのご指導もいただき、今まで味わったことのないたくさんの学びと達成感がありました。
実践編2も参加させていただきます。ありがとうございました。

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第Ⅰ回 主任ケアマネジャースキルアップ研修 入門編

■日 時:平成26年2月22日(土)10:00~16:00
■場 所:東医健保会館(信濃町)
■参 加:会員:54名  非会員:14名

主任ケアマネジャースキルアップ研修 入門編を受講して
  
                            居宅介護支援事業所 ケアプランあいりす
                                              上村 うさえ

 以前から一度受講してみたいと思っていた、事例研究の入門編に参加させていただきま
した。鹿児島からは距離があり、近くに教えてもらえる人もなく、自分が受けてもいいのだろ
うかと不安に思いながら申込みをしました。参加してみると、全国から68名もの方々が集まっていました。
 内容は、「事例検討から事例研究への展開方法を学ぶ」というテーマで、花園大学の福富昌城先生の講義と、事例を元に事例研究の視点からのグループワークでした。日頃から事例
検討や事例研究で、自分のケアマネジメントの向上をはかりたいと思いつつ、書物を読むと中途半端で終わっていました。福富先生の講義はとてもわかりやすく、自分が話についていけたことがまずうれしかったです。そして日頃私達が行っている事例検討と事例研究の違いが明確になり、みな「そうなんだ!」と感激し、また、「自分にもできそう」という思いを持たせていただきました。同じグループの方々とも日頃の思いを気さくに話ができて、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。今後実践編を学んでいくなかで、いろいろ困難にぶつかると思いますが、時間はかかっても、何か一つ、日頃の取り組みの成果を伝えるようなことができればと思います。
 最後になりましたが、福富先生をはじめこの講座を企画・準備していただいた認定ケアマネジャーの会理事・役員 事務局の皆様に深く感謝申し上げます。

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第Ⅱ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP5

■ 日 時:平成26年11月25日(土)
■ 場 所:東医健保会館
■ 参加者:会員49名 非会員12名

〰めざそうスーパーバイザー〰 研修を受けて
                                          いそごまごころケアセンター
                                                 飯田 淑江

平成25年6月から〰めざそうスーパーバイザー〰の研修を受けさせて頂きました。その動機は、現在1人ケアマネで勤務しており、事例検討といえば地域包括や役所等での研修会が主であり、もっと外部の情報を知りたい、事例検討の数をこなしたい、そして的確なケアマネジメント力を身につけたいと思ったからです。そんな思いからまずはどのような研修なのか一回だけでも参加してみようと思いました。
そしてSTEP1の白木先生の講義を聞いたときからすっかり引き込まれてしまい、結局5回全てに参加させていただくことになりました。「ケアマネジメントとは何か」、「スーパーバイジーを体験しよう」、「スーパーバイザーへの道」と4回の講義を受け、適切な質問力や板書の仕方、プレゼン方法や見立て、手立てのプロセス等を学びました。
そして最終回にまさか私が上原久先生の事例提供者に選ばれるとは考えてもいなかったので緊張しましたが、大変貴重な体験をさせていただいたと感謝しております。
行き詰っていた事例でしたが、先生の質問に答えながらつくづく自分のアセスメント力が不充分であったことに気づきました。
生活史を丁寧に探りながら本人・家族の重要な情報を拾い出していくことで、支援の方向性が変わっていくのを目の当たりにし、自分ではとても思いつかない濃い内容の講義でした。そして焦点がはっきりしたところで目標設定となり、参加者全員からプランのアイデアを出して頂きました。特に先生や理事の方の的確な見立てに脱帽しました。たまたま翌週に担当者会議の開催が決まっていた為、先生方から教えられた具体策をすぐ実践したのは言うまでもありません。
今回の研修を受けて私自身の足りないところに気づけたこと、具体的な取り組み方を学べたこと、地域ケア会議の流れが掴めたことが大きな収穫でした。そしてこんなにも真摯に勉強している多くのケアマネ達の姿に接したことも大きな刺激となりました。
この気持ちを忘れずに今回学んだことを職場や地域で生かせるように取り組みたいと考えています。
最後になりましたが、このような研修を準備していただいた白木先生、上原先生、そして理事・役員の皆様方に心より感謝申し上げます。

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第Ⅱ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP4

■ 日 時:平成25年12月21日(土)
■ 場 所:東京セミナー学院(池袋)
■ 参加者:会員40名 非会員12名

第Ⅱ回  ケアマネージメントキャリアアップ講座 STEP4
『スーパーバイザーへの道(2)~事例の見立てと手立て~』を受講して

愛知県名古屋市
一般財団法人  名古屋市療養サービス事業団 北西ケアマネージメントセンター
多湖 麻奈美

今年度キャリアアップ講座をステップ1から参加させていただいております。
ケママネージャーとして長年勤務する中で、職場のスタッフや地域のケアマネージャーの育成に向けて、真剣に自分がアドバイザーとして力をつけたいとの思いから参加することしました。
STEP4の講義ではグループスパービジョンを学び、事例を通して客観的事実・主観的感情の交流を図りグループの力を通じて事例を見立てる力を養う事を目的として、講義及び事例検討を行いました。
今回、事例提出者として参加することになり、直前に声をかけられて本心はとても心配でしたが、自分の事例でグループスパービジョンをしてもらうことで、今現在、悩みながら支援している事例について、方向性が明確になりとてもよかったと思います。
皆様から受ける質問に対して、一問一答するなかで、何が情報不足なのかが、良くわかりました。また、ファシリテーターの白木先生からの追加の質問を受けていく中で事例がより明確になり、自分自身が事例に対しての方向性が見えてきたのが実感でした。
講座に参加したことにより事例を視覚的に整理するために、ホワイトボードにて板書をおこない、事例提供者が事例をプレゼンした後に、参加者からの一問一答を整理して書き込むことにより、事例の全体像の把握でき、みんなで見立て 手立てを見つけることにより支援目標が設定でき、具体的な計画を考えることができることを学ぶことができました。
また、私の事例を通して多種職でかかわることの必要性を改めて感じ、今後の地域包括的システム会議までの流れが良くわかりました。
最後になりましたが、この講座を白木先生はじめ研修を企画・準備していただいた理事・役員 事務局の皆様に深く感謝いたします。
本当にありがとうございました。

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第Ⅱ回 フォローアップ研修

■日 時:平成25年11月16日(土)10:00~
■場 所:東医健保会館(信濃町)
■参加者:会員19名

「ケアマネジメントキャリアアップ講座」
第Ⅱ回フォローアップ研修
『ケア会議をスーパービジョンの「場」として活用する。』を受講して

                         神奈川県横浜市 六浦地域ケアプラザ
                                    中村 匡宏
『対象者理解に「唯一絶対の解」はない。しかし、そこに集う人々の技量を終結すれば対象者理解の本質の接近にする事は可能です。』
今回のフォローアップ研修では、ケースの発表をさせていただくという好機に恵まれました。緊張
もしましたが、とても貴重な体験をさせて頂きました。受講後の感想を述べるなら、今回の講師であ
られる上原先生が、自著で書かれている上述の言葉が、今の心情にピタリと合う気がいたします。

自分自身は、このフォローアップ研修も含め、上原先生のケア会議の研修にも何度か出させて頂き、それを実務の中で、また地域で主催して行う研修会でも実践してまいりました。
参加者の理解が深まるには、司会や板書に高い技術が求められることを理解しているつもりでした
が、回を重ねるほどに、自身の未熟な技術が目立ち、もっと研鑽して技術を高めていきたいと強く感
じて、今回も参加させて頂きました。
ケア会議は会場の皆さんと一体で進行していきながら、先生から時折頂く解説で、ケースの概要か
ら全体像までがイメージとして出てきました。当然、自分は知っているはずのケースが、会場の皆様
からの一問一答で自分の中から様々な情報が引き出され、より深い人物像に気付かせて頂けました。
会場の皆さんからの質問は、実に的確で理論的に、そして優しく暖かい視点で訊いてくださり、快い会話のようでもありました。
上原先生からは、押さえていかなくてはいけない要点を、事例の中で一つ一つ丁寧に解説を頂き、また、合わせてケアマネジメントへもご助言を下さるのですが、それがケースを見ているかのように
的確で、ストン、ストンと自分の中に落ちていきます。何とも心地よい感覚でしょう。
終わってみれば、上原先生や皆さんからの手立てのご提案は、事例の当事者が、実に前向きで豊かに生活を送るために、実践的に取り組めるものばかりでした。
そして、このケースのテーマでもある「夫婦の愛情」を、支援者として支えていける手立てに気付かせて頂いたことは、大きな喜びでした。もし当の本人もいらっしゃったら、皆さんのご提案にさぞ喜ばれたことでしょう。
ケア会議での振り返りとして、「ケースを理解している」という考えが、いつの間にか自分の思考や
理論の枠の中にケースを納めてしまっていたように思います。
もっと、人を理解する視点や技術を追究して、ケアマネジャーとして、ケースの心情に寄り添える
マネジメントが行えればと思います。
今後は、この「手立て」をマネジメントしていく大事な仕事がありますが、今はこの研修を終えた
ことで、ケースの方と膝を交えながらしっかりと向き合って、これからの本人が望まれる生活を話し合っていけると思います。
 上原先生をはじめ、研修の準備や運営をして下さった理事・役員の皆様、研修にご参加されました皆様に、深くお礼を申し上げます。

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第Ⅱ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP3

■日 時:平成25年10月19日(土)10:00~
■場 所:東医健保会館(信濃町)
■参加者:会員 44名  非会員 14名

ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP1~5を受講して

新潟県新潟市
株式会社はあとふるあたご居宅介護支援センター坂井東
阿部 充子

スーパービジョンの技術の習得と事例検討会を運営する力を養いたいとの目的でこの講座に参加いたしました。
この講座は学会員であるなしに限らず、また、どのステップからでも(単発でも)受講することができたため、私は、第1回(昨年度)ケアマネジメントキャリアアップ講座にてSTEP1.2.4.5を、スケジュールの都合上どうしても参加することができなかったSTEP3をこの度の第2回(今年度)に参加させていただきました。
 STEP1から5まで、「テーマ」、「到達目標」、「研修内容」、「気付き」が明確に示されており、それに則り個人目標を設定してから研修に臨みました。
 STEP1では、ケアマネジメントとは何か 模擬事例をもとにケアマネジメントプロセス、アセスメント思考過程を振り返る。
STEP2では主観的情報と客観的情報の整理、効果的な質問力を身につけるための情報の整理・思考の仕方
STEP3では 質問力 見立てる力(アセスメント≠情報収集、アセスメント=情報整理)を、STEP4は事例の見立てと手立て グループ内で事例提供者、司会、記録(板書)の役割分担をし事例検討を展開
STEP5は地域で実践展開するスーパービジョンと題し、 上原先生からケア会議のプロセス、アセスメントの思考法、アセスメントに必要な知識、ケア会議における情報と推移、バイザーの心得を学びました。
力がないと事例の見立てはできない、見立て方によって、導き出される手立てが変わってくる、情報が十分でない段階では適切な支援方法は見いだせない、現象だけに振り回されるのではなくその困りごとはどこからきているのか背景を理解(人生の物語を読み解く)する、スーパービジョンは手立てにたどり着くことだけではなくプロセスそのものが重要、スーパーバイザーの思考はバイジーの2~3歩先を行く、バイザーの「事例理解」はバイジーのそれよりも「世界観」が広い等々、STEP1から5に参加し学んだことは数多く、意味深いものばかりでした。
また、この研修は、対人援助職としての職業倫理や価値、時代背景、文化、理論等の広い領域の知識が必要になってくるということも、改めて認識する機会になりました。
今後も、事例検討会の技術を高めるとともに、スーパーバイザーとしての能力向上に努めたいと考えます。
この研修を通じ、全国からこられた受講生の方々に刺激をもらい、同じグループのメンバーとディスカッションできたことがうれくしくもあり楽しくもありました。この場を借りてお礼を申し上げます。
そして最後になりましたが、白木先生はじめ研修の企画、準備をしてくださった理事・役員の皆様、事務局、関係者の方々に深く感謝いたします。

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第Ⅱ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座STEP2

■日時:平成25年8月3日(土)
■場所:東京セミナー学院(池袋)
■参加:会員50名・非会員10名

ケアマネジメントキャリアップ講座 ~めざそうスーパーバイザー~
STEP2「スーパーバイジーを体験しよう」に参加して

                       東京スカイツリーが窓から見える居宅介護支援事業所
                                            岡本 伸一

私は今年の4月からケアマネ業務につかせてもらい、先輩から叱咤激励を受けながら日々を送っています。最近やっと業務の醍醐味みたいなものが見えてきた様な気がしていて、できれば長くこの仕事に従事していきたいと思っています。そんな中、他事業所のベテランケアマネさんから日本ケアマネジメント学会のことを知り、受講に至った次第です。

会場に着き、いきなり「何県ですか?」と聞かれ、「東京県」と言ってしまった私ですが、それだけ地方から皆様参加されているということに驚かれました。私も地方出身で東京生活6年目なのですが、そんな私が電車で1時間以内の所に研修に行く事は簡単です。しかし実家に住んでいたらどうだろう?と思った時、他県から来られた皆様の研修を受ける情熱を強く感じました。

とかくセミナーとなると私自身、注意力散漫なところもあり勉強すべきである内容をしっかり掴めないことが多々あります。しかし今回の研修では研修目的として何をこれから学ぶのか?が明確に示されていました。講師の先生曰く、この会場から出る時にはお土産として持って帰れる知識を確認しながら進めるとの事でした。資料にもちょっとしたイラストで「ここがポイント」と文字どおり重要な部分が示されていて、わかり易かったと思います。グループワークでも皆様いい人ばかりで和気あいあいと、しかし白熱した議論が飛び交ったので時間がアッという間に過ぎていきました。これまで参加した研修会などでは、何をどう検討していいのか分からないまま話が進んでいき、家に帰ってから思い出すと今ひとつ内容が把握できてなかった、なんて事もあります。。。。。しかし、「今回だけは特別でした!!」なんて言うとあまりにも白々しいのでそんな風には言いませんが、かなりポジティブな経験ができました。

あの日、あの場で見たこと聞いたこと感じた事は今までの自分には無かった知識であり感覚でした。そして到達目標にあったように的確にまとめる方法を学び、事例検討やスーパービジョンのためのプレゼンテーションが理解できたように思います。あの日の池袋西口にある東京セミナー学院での経験は時間とともに消化され、ちょっとした利用者さんとのやり取りで無意識のうちにポロッとでたらいいな。。。と思っています。私自身新しい環境で新しい仕事をしていますので今の私にはあまり余裕が無いのが実情ですが、この研修でお会いする先輩方には長い目で見守ってくだされば幸せです。今後も、研修会等で技術を磨き、ケアマネとしての能力を鍛え、実践に生かせるよう自分を高めて行きたいと思っています。また会場にて参加された皆さまには大変ためになる助言をしていただき、重ねて御礼申し上げます。また皆様にお会いできること楽しみにしております。

第Ⅱ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座step2を受講して

                 株式会社 やさしい手石神井公園居宅介護支援事業所
                                  塚本 妙子

step1から参加をさせていただいています。
本音を言えば、経験年数が浅い自分がハイレベルの研修に 「ついて行けるだろうか?」と不安な気持ちで参加しました。
step2では事例を読み取り、主観的な情報から客観的な事実をとらえるための効果的かつ効率的な質問力を身につける
グループ作業をおこないました。
情報確認シートを皆で作成する中で、私は焦点を絞れず情報を深めるための質問を上手くできないでいました。
司会担当のTさんは、それを察して白木先生に主旨の再確認をしてくださいました。
・・・だろう。・・・と思う。などケアマネージャーの思い込みを減らし、事実を引き出す質問や知りたい情報を得るための
質問をするアドバイスをいただき、方法が見えてきた時の感覚はまさに「目からウロコが落ちる」ようでした。
全国から集まった多くのケアマネージャーの中で刺激を受け、もっと学びたいという気持ちが回を増すごとに強くなってきました。
step3,4と受講をしていくうちに、どれだけ知識が増えていくだろうか、今より成長したケアマネジメントができるようになっているだろうか、
又は、なれるよう努力をしているだろうか。そして、事例検討会でスーパービジョンの技術が活かせるようになっているだろうか。
今は不安よりも楽しみの方が大きく、日々の業務の励みになっています。
最後になりましたが、今回勉強をする機会を後押ししてくれた会社の支援事業部や上司に感謝し、多くの方と出会い学べる研修に尽力して
くださっている白木先生をはじめ理事の方々、事務局の方に深くお礼を申し上げます。

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第Ⅲ回 ケアマネジメントスキルアップ研修

■ 日 時:平成25年7月6日(土)10:00~16:30
■ 場 所:東京セミナー学院(池袋)
■ 参加者:会員63名 非会員8名

「精神に障がいをもち地域で生活する人へのケアマネジメントの展開」研修を受講して

日本リック居宅介護支援事業所 宮川 明子

日々の業務の中で認知症状が重い方ばかりでなく、特異な個性のある方や精神疾患系の病名をお持ちの方を担当する機会がかなり多くなっています。また、利用者本人は年齢なりの認知症状と思われても、主介護者である方が精神疾患を有し、コミュニケーションやサービスの実施上、困難を生じているケースも複数あります。認知症であっても地域で生活ができ、最期まで住み慣れた家で暮らしたい。そう望むであろう近未来の自分を考えると、認知症と同じく誰にでも起こりうる精神の障がいを発症した方を、どのように地域生活の中で受け入れ、支えて行けるのか、大変興味深く参加させていただきました。
精神疾患への社会の対応の変遷、医療へ繋ぐ前にすべきこと、アウトリーチ推進事業、精神訪問看護によるケア等、これまで認識の不足してきた事柄をはっきりとした形で学ぶことができました。多職種連携の一員として、また利用者家族との接点の中で、今後の実践に繋ぐことができるよう、さらに勉強していきたいと強く思いました。
精神科病棟のスタッフの人員基準が一般病棟に比べて低いということを初めて知り、これまで逆に思っていたことに驚き、スタッフ負担の重さ、対応の適切さ状況等、思い巡らすと同時に、認知症状が重くなりBPSDが顕著になって、本人を入院・隔離しなければ家族の生活が成り立たないという訴えを何度も耳にするケースもあり、ケアマネジャーとして「利用者と家族の人権を守る代弁者」であること、家族間の軋轢をほぐしながら「利用者・家族と共にケアチームが目標を達成するためのコーディネート役」であることの大切さをしっかりと身につけたいと思いました。
グループ討議を含め、本当に有意義な研修会でした。講師の先生方、研修委員会の皆様方、そして熱心な討議をご一緒させてくださった諸先輩の方々に心より御礼申し上げます。

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