■日 時:平成25年5月11日(土)
■場 所:東医健保会館
■参加者:47名 内会員43名 非会員4名
ケアマネジメントキャリアアップ講座修了者等の
第1回フォローアップ研修に参加して
所属 社会医療法人禎心会
稚内市南地区居宅介護支援事業所 大腰 真弓
平成25年5月11日、東京信濃町 東医健保会館において、ケアマネジメントキャリアアップ講座修了者等の第1回フォローアップ研修に参加いたしました。講師は、「ケア会議の技術2」の著書である、上原 久先生です。
現在私は、居宅介護支援事業所の所長兼、主任ケアマネジャーとして、次世代スタッフの育成に取り組んでおります。職場や地域で活動してゆくための手がかりを探るため、受講いたしました。
研修は、「職場内でのスーパーバイザーの役割が確実にできる」を目標にということで、具体的にはスーパービジョンの技術の再確認と習得のため、演習中心に構成され全国から47名の参加がありました。
午前中は、6人ずつがグループとなり、各自の持ち寄った事例検討、午後からはさらに全体から一事例を抽出してグループスーパービジョンが行われました。
幸運にも?午後の事例提出者に大抜擢されてしまい、冷汗をかきながら演壇で発表させていただきました。初めての体験で大変緊張し、会場からの質問にも思うような表現で返せなかったりしましたが、先生始め、諸先輩の方々は、支持的にリードしてくださり、徐々に緊張がとけ、一問一答で、心地よく自分自身の傾向を振り返り、見つめ直し、欠けている点の再発見、援助者としての視点に気づかされたのでした。
この体験をとおし事例検討会は、日々ケアマネジメントを生業(なりわい)とする対人援助職者の成長に欠かせないものであると再認識いたしました。
また、上原先生の進行上の技法、事例情報を引き出すテクニック、各種の生活情報を関連づけた思考法、事例が抱える問題や課題の解釈の仕方など事前に「ケア会議の技術2」を精読し研修会に臨みましたが、「なま」で拝聴し、大変感動いたしました。
今後も、事例検討会の技術を研鑽し、スーパーバイザーとしての能力を鍛えたいと切に思い、研修会の参加継続、職場内での事例検討会等で実践に生かせるよう高めて行きたいと思います。
ご指導いただきました上原先生、ご多忙な中、開催準備などしてくださっている役員の皆様には本当に感謝いたします。
また会場では参加された諸先輩の皆さまには沢山の貴重なご助言を頂きましたこと、重ねて御礼申し上げます。