第Ⅰ回 主任ケアマネジャースキルアップ研修 実践編(1)

■ 日 時:平成26年3月22日(土)10:00~16:00
■ 会 場:東医健保会館(信濃町)
■ 参加者:会員 43名  非会員 7名

主任ケアマネジャースキルアップ研修実践編1に参加して

                                中央金沢朱鷺の苑居宅介護支援事業所
                                           山本 治美

今回の主任ケアマネジャーを対象としたスキルアップ研修は、とても楽しみにしていました。ちょうど地域包括支援センターの主任ケアマネジャーをしていたので、「地域ケア会議」についても触れているところも、関心事でした。
奥田先生のご講義では、個別の課題から事例検討や地域の課題の抽出、そして地域ケア会議に発展し、現場から挙がった意見や提言が、福祉計画策定会議や老人・障害の福祉計画へとつながっていくしくみであることを教えていただきました。
また、事例検討が課題提出者のスキルアップや事例の解決に焦点が当たるのに対し、事例研究では、福祉施策への提言を含め、事実や専門性の根拠を理論立てて表現することの大切さを、お話しいただきました。
今回の研修には、事前の事例提出が必須でしたので、あまり深く考えずに何気なく浮かんだ利用者とのやりとりを、事例として出した私でした。介護予防の事例では、それほどインパクトはないと思っていました。
グループに分かれて、自分の事例を紹介し、参加メンバーから事例の焦点を明らかにしてくための質問をもらいます。メンバーのみなさんには、内容が薄くて恐らくがっかりされるだろうと思っていましたが、むしろ「それはまとめたらいいと思います。」と、背中を押され、「事例のどこに理論を求めるか。」「この事例を出す意義」まで考えてしまい、すっかりのめり込んでしまいました。抄録タイトルを決める段階では、「生みの苦しみ」を味わいました。納得できるタイトルが出るまでのプロセスには、グループ内の真剣な議論や、先生からの専門的な視点からのご指導もいただき、今まで味わったことのないたくさんの学びと達成感がありました。
実践編2も参加させていただきます。ありがとうございました。

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