2021年度 学会発表支援塾実践編3

■日 時:2021年12月4日(土)10:30~16:30
■参加者:会員 39名(内認定ケアマネジャーの会会員 33名)・ 非会員 2名

2021年度学会発表支援塾 実践編(3)を受講して  
                   照屋伊津子(恵泉シオン居宅介護支援事業所)

受講の動機は1,沖縄県の北部地区の辺鄙な地域でケアマネをしていると 時代の波に取り残され、AIによるプラン作成も開始される時代に 今後やっていけるのか希望を見つけたかった 2,高齢化率33%の地域で行う居宅介護支援を理解してもらいたかった。3,事例の裏にある「飲酒で身を持ち崩した方の多い地域の抱える悩み」ケアプランには出てこない部分をわかってほしかった。何とかしたい気持ちで取り組んでいると 近所の方からの情報がもらえ、離れた地域に住んでいる妹さんや弟さんが、月に何回かこの地域に帰ってきている事を教えてくれ さらに連絡までしてくれ 区の民生委員も紹介され 公民館でお会いすることができた。これが「ゆいまーる」です。 ご家族に利用者の近況を知らせ、入院時の支援を依頼し快諾をもらえた。ご家族に民生委員が協力を依頼した時「お金は 毎月利用制限設けて共同売店が管理し 現在いくばくかの貯金もあります」共同売店の支援力も成功要因でした。参加することで3つの動機は解決しました。又焦点を合わすことの大切さも学びました。今後 皆さんの支援を受けながら焦点を絞り 進めていきたいです。

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2021年度 学会発表支援塾 実践編2

■日 時:2021年10月30日(土) 10:30~16:30
■参加者:会員:44名(内認定ケアマネジャーの会会員 36名) 非会員:2名

学会発表支援塾への参加についての感想
                    

                  宮城県 認定ケアマネジャー 齊藤栄樹
ソーシャルワーカーの職にいた頃から度々耳にする「実践と学問との乖離」、「質の向上と後発の育成ができうる専門性の確保」について、自分のこととして向き合って実践の場面で取り組んできた。理論などの先行的な知見を意識してケースに向き合えば、それらの知識が後ろを支えてくれるような安心感を覚えることがある。しかし、自らの実践がほかの専門職を後押しができるような知識となるようにまとめ上げるのは大変ハードルが高いことと感じてきた。
今回、学会発表支援塾に申し込んだ動機は上記の責務に加え、私の力を高めてくれた事例の中の本人をこのまま忘れて行くのではなく、感謝の想いも込めて整理し、形として残したいと考えたからだ。このような想いを抱えて取り組んでいるのは私だけだろうと思って参加したが、予想外にグループのメンバーそれぞれが同じような想いを抱えてきているのだと感じた。
講義で知識を補充し、そしてグループでワークを重ねるごとに、全体をくまなく伝えたいという事例発表となっていたり、自分の一方的な想いで、客観性を担保できていないまとめ方になっていたりしていることに何度も気づかされた。臨床家であるから想いが強すぎてそうなりがちであるし、逆に臨床家でないと分かり得ない視点が抜けていしまっていることにがっかりしたこともあった。
支援塾はそのような受講生の悩みはお見通しで、安心して失敗してよい雰囲気であること、経験豊かなファシリテーターによる、自分で手直しが可能となる言葉がけがあるから、諦めず居続けられる場となっている。勉強不足が事例本人や共に支援した関係者に残念に思われないように、後発に光を与えられるような研究ができればと思っている。

2021.11.23

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■日 時:2021年10月17日(日)
■参加者:認定ケアマネジャーの会 20名

ミドルコーススーパーバイザー養成講座STEP3を受講して

                   高知県 認定ケアマネジャー 和田 京美

 ミドル3bの研修に参加し、多くの気づきや学びを得ることができました。
今回、機会を得て指導事例の司会を担当させていただきました。スーパービジョンは、質問と応答の会話の循環の中で実施されるため、その中で司会がある課題に意識が集中してしまうと参加者の意識もそこに集中してしまうということを学びました。また、司会はいくつか出て来る事象から、想定される課題を、頭の中で抽出した上で、スーパービジョンの実践の中で、参加者とともに仮説の検証を行う俯瞰的な態度とケアマネジメントの広い視野が必要であることに気付くことができました。日頃は、いかに直感に頼って実践しているのかを振り返ることができました。
これからも奢ることなく、未熟さに向き合いながら精進して参りたいと思います。
ご指導いただいた白木先生、事例提供者、参加者の皆さんに感謝いたします。ありがとうございました。

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2021年度 ミドルコーススーパーバイザー養成講座STEP3

■日 時:2021年10月16日(土)
■参加者:認定ケアマネジャーの会 21名

ミドルコーススーパーバイザー養成講座STEP3を受講して

                       高松居宅介護支援事業所 東澤 圭祐
    
ミドルコース、スーパービジョン研修は、初めての参加でした。
STEP3の演習で、バイジーの体験をさせて頂きました。
この研修では、言語化に必要な知識と技術を習得する事をテーマとしていました。私は普段から、言語化する事が苦手と感じています。
この研修を受け、言語化する事の苦手意識を言い訳にしているのではないかと、自分自身の課題や改善点を見つめ直す機会になりました。
逐語録を通して、省察し、今回の演習を内省し、更なる自己研鑽に励みたいと思いました。
知識的にも技術的なもまだまだですが、色々な立場の自分を俯瞰して見る事で、スーパービジョンが、見えてくるのだと感じました。また、バイジー体験無しでは、バイザーにもなれないと、強く感じました。
今回は、とても貴重な体験をさせて頂きました。
ありがとうございました。

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2021年度 ミドルコーススーパーバイザー養成講座STEP2

■日 時:2021年9月19日(日) 10:30~16:30
■参加者:認定ケアマネジャーの会会員 21名

スーパーバイザー養成研修ミドルコースstep2に参加して

                   佐賀県認定ケアマネジャー 角町 幸代
 
 今回の研修では、終了後もずっと不全感を抱えていた事例を提出し、バイジー体験させていただきました。
私は、今までに何度か、事例検討会でバイザーをする場面を白木先生に見ていただく機会があったのですが、「ゴールを決めて、その方向に力ずくで引っ張っていこうとしている」といつも言われていました。今回、バイジーとして質問を受ける中で、私がバイザーの時に事例検討会でしている事と同じことを、利用者様の支援でもしているのだと気づき、目が覚める思いでした。「自分はやるだけやった」と思っていた事例が、利用者様や家族に寄り添い、丁寧に情報収集するという基本的な事をせず、自分の見立てだけで突っ走っていたことに、次々と気づきました。「バイジーの表情を見てる?参加者(会場)を見てる?利用者の視点に立ててる?」私がバイザーをするときに、白木先生から言われている言葉が、今回の事例にも見事に当てはまっていました。1つの事例を通じて、私の支援全体にわたる癖がわかり、これが事例を材料としてスーパービジョンをするということなのだと、身をもって体験することができました。そして、さらに考えた時に、私は振り返りをする時に、事例は振り返っても、自分の支援は振り返っていなかったのではないかと気づくことができました。
本当に貴重なバイジー体験でした。必ず、これからの利用者様の支援やスーパービジョン、そして振り返り(省察)に生かしていきたいと思っています。

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2021年度 ミドルコーススーパーバイザー養成講座STEP2

■日 時:2021年9月19(日)
■参加者:認定ケアマネジャーの会会員 21名

ミドルコーススーパーバイザー養成講座STEP2Bを受講して
                東京都 フジ介護支援センター  鈴井章子

スタンダード講座を含め、全体でのスーパーバイザーをさせて頂いたのは初めてで、バイザー経験が多い方々の前では緊張の連続でした。
WEB開催なので、対面なら内容を書面で確認できるところ、バイジーの口頭説明を書き洩らさないようにしました。進行しながら、検討チーム7人の質問・解答をファシリテーショングラフィックに落とし込むのは大変でした。生活歴や人生の岐路、家族やサービス事業者との関わりの質問に、バイジーも一つ一つ丁寧に答えられ進んでいきました。バイジーのモヤモヤを解消し、事例のキモに近づけているか、方向が分散していないか、頭の中でグルグルしながら進めました。進行している中で、自分で聞いていいかなど迷う場面もありました。緊張のスーパーバイザー体験でしたが、一歩を踏み出すことができました。経験でき本当に良かったです。

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2021年度 ミドルコーススーパーバイザー養成講座STEP1

■日 時:2021年8月7日(土)10:30~16:00
■参加者:認定ケアマネジャーの会会員 39名

ミドルコーススーパーバイザー養成講座STEP1を受講して

       板橋区舟渡地域包括支援センター 主任介護支援専門員 鈴木菜奈

地域でSVが行われる事が当たり前なSV文化の醸成を目指している事と同時に、自分自身のスキルアップの為に参加しました。

私は、バイジーとしてグループSVのセッションに参加する機会を頂きました。
事例を深めると並行し「私」についてのアセスメントも展開され、自分の支援の在り方に沢山の気付きを得られました。

また、私の支援に対する温かい承認の言葉に、涙が込み上げるほど胸いっぱいになる瞬間を体感しました。

「SVでバーンアウトを防止するのは難しいのかもしれない」と聞く事もありますが、私は今回のバイジー体験で、SVの可能性を大いに感じることが出来ました。

私にとって認定ケアマネジャーの研修は、全国の志が高い仲間と学び合える貴重な時間となっています。
今回の明日への活力を感じたバイジー体験を忘れずに、背伸びし過ぎず、私らしいバイザーを目指し、自己研鑽していきます。良い体験をさせて頂き、ありがとうございました。

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2021年度 学会発表支援塾 入門編

■日 時:2021年9月4日(土) 10:30~16:30
■参加者:日本ケアマネジメント学会会員 61名
(内認定ケアマネジャーの会会員 49名)
 非会員 6名

学会発表支援塾入門編を受講して                
                  鹿児島県 認定ケアマネジャー 上村うさえ 
今回は2回目の研修でした。前回は学会発表まで至らなかったので、今回は発表ができればと思って参加しました。また、このような素晴らしい講義を、遠くからオンラインで受けられるというのも大きな魅力でした。
福富先生の講義は、もう1回すべてを聞きたいと思うくらい内容が深く、以前から学びたいと思っていたものでした。現場の実践から事例をどうまとめていくか、どの視点からまとめるか、また、タイトルのつけ方等々すべてがやはり難しいと思いました。しかし、先生の講義でもありましたが、これから多くの事例研究を読み学習していこうと思います。
そして私達が事例研究を行い発表していくことは、「現場の実践からまとめた事例研究が、現場の実践に役に立っていく」ということであり、事例研究と発表が活発に行われることの重要性を感じました。

    

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2020年度 認定ケアマネジャー試験受験準備講座(ZOOMで開催)

■日 時:2020年7月12日(日)13:00~17:00
■参加者:会員 37名 非会員 15名

学会初めてのリモート研修(ZOOMを使って)でした。

参加された皆様のアンケート結果をまとめましたので、ご確認ください。

こちらから

http://urx3.nu/Wbd6

★このアドレスをドラックして右クリック・アドレスへ移動してください。

★アンケート上部の「質問」のとなりの「回答51」をクリックしてください。

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2019年度 地域同行型研修講師養成研修

■日 時:2019年2月8・9日
■会 場:東京左官工業協同組合
■参加者:会員29名

2019年度「地域同行型研修」講師人材養成研修に参加して
              未来設計おひさま  西尾由香

実務研修受講者の見学実習がこれから始まることもあり、また地域でスーパービジョンが展開されていることも受け、今一度業務の見直しの機会にもなると思い参加をした。
私が所属する地域では地域同行型研修は実施されておらず、その言葉さえも知らない人が多い状況で、とても地域で実施するには程遠い状況であり、また事業所内でも同行訪問の機会は少ない。
しかしケアマネジャーの質を高めるためには座学だけでは足りず、熟練した指導者からOJTを受ける必要は大いにあると思うが、教える側の主任ケアマネジャーの資質の差もあることが現実である。
白木先生が言われた「ケアマネジャーはケアマネジャーが育てる。人の支援を見ながら自分の支援を振り返り、教えるよりも自分の仕事を見せることで気付きを与える」の言葉が私の心にすっと、そしてしみこむように響いた。
OJTが行える人材を育てることは重要だが、改めて自分自身が資質のあるケアマネジャー、そして指導者に成長することができるよう、大きな刺激を受けた研修であった。
また野村先生の「小さな火柱が自分の体の中にあること」を自覚して指導し、自分自身も成長していきたいと強く感じた研修であった。

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