2019年度 学会発表支援塾 実践編1 

■日 時:2019年7月6日(土)10:30~16:30
■会 場:全国家電会館(東京 湯島)
■参加者:会員 42名 非会員 2名

学会発表支援塾 実践編1(東京会場)を受講して  

                       山本千草  
                  
今回の実践編では講義の後自分たちの持ち寄った事例のプレゼンテーションをする機会があり、私は事例研究を地域性の高いアルコール依存症について研究材料に選びました。グループメンバーから事例の選定の着目の面白さや地域課題の研究の興味深さはあっても、もう少しプロセスとその効果を盛り込んだ方が良い、細かな分析の結果だけを載せるのではなくその中にある要因を具体的にすることで研究の成果や皆の興味深さだけでない意義があるものになるのではないかと、具体的に意見を得られた事で自分の一人で行き詰った気持ちに何が足りなくて何が抜け落ちていたのか具体的に整理することができました。皆さんから頂いた意見を元に次回抄録作成に取り組みたいと思います。
グループメンバーの皆さん、ファシリテーターの皆さん事務局、白木先生ありがとうございました。次回の実践編も楽しみにしています。

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2019年度 スタンダードコーススーパーバイザー養成講座 STEP1 

■日 時:2019年6月29非(土)10:30~16:30
■会 場:全国家電会館(東京 湯島)
■参加者:会員106名 非会員13名

「2019年度スーパーバイザ養成講座STEP1を受講して」
                           田見聖美

 これまでの私は、地元のケアマネ連絡会などで行われる研修会に出席しても、自分の発言に自信が持てなかったり、事例の相談を受けても自分の経験だけで話せる限界を痛感したりすることを繰り返していました。    
 そんな自分を変えるきっかけを求めて、スーパービジョン(SV)を基礎から学べる今回の研修に参加いたしました。
 研修ではSVの理論の講義の後に、ロールプレイが行われました。理論を知った上でバイザーとバイジーの両方の体験をすると、個別のスーパービジョンは、お互いが言いたいことを言うのではなく、「言うべき事を言う」場であると気づきます。先輩ケアマネジャーの武勇伝を拝聴することも、「○○ができてないじゃない」という釘刺しもありません。バイザーは事例を通して、バイジーの事例への向き合い方やアプローチをアセスメントしていきます。そしてバイザーのサポーティブな言葉かけは、どんなに短時間のSVであっても、「言うべき事」なのだということを体感できました。
 研修終了後、会場の外へ出ると、朝降っていた雨も上がり、晴れやかな気持ちと同時に、次のSTEP2の研修を急に待ち遠しく感じながら帰路に着きました。

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2019年度 学会発表支援塾 入門編

■日 時:2019年6月1日(土)10:30~16:30
■会 場:全国家電会館 
■参加者:会員 54名(内認定ケアマネジャーの会34名)

学習発表支援塾 入門編を受講して
                     さくらケアプランセンター 中山 大輔

福富先生の語り口が心地よく、講義に集中することができました。会場からは参加者の皆さんの熱気を感じました。わたくしは初めて学会主催の研修に参加させていただいたのですが、皆さんご自分の向学心から参加されているだけあって、グループワークでもとてもレベルの高い議論をなさっていました。グループワークの発表にも積極的で、次々と挙手が上がっていたことがとても印象的でした。
講義から学ばせていただいたことはたくさんありますが、機会があれば自分でも実践研究発表に挑戦してみようと思えたことが最大の収穫だと思います。わたくしの1事例の実践研究であっても、どこかで他の援助者の役に立つかもしれないと教わったからです。今回は入門編でしたが、ぜひ実践編にも参加させていただきたいと思います。
最後になりましたが、とてもわかりやすくご講義下さった福富先生、事務局の皆様、受講生の皆様に心から御礼申し上げます。どうもありがとうございました。

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2018年度 学会発表支援塾 実践編(2)

■日 時:2018年10月27日(土)10:30~16:30
■会 場:ウェルファーム荻窪 
■参加者:会員 67名

学習発表支援塾 実践編2を受講して

                      スマイル赤泊    中川 和子

学習発表支援塾に参加し、初めて抄録を作成しました。当初どのように組み立てればよいかわからず、論点を絞り込む作業に苦心しました。実践編2の受講前に何度も書き直し、読み返してはまたわからなくなることの繰り返しでしたが、グループの担当指導者に抄録をメールし、細やかな指導が頂けたことで、論点の整理について再確認でき、研究目的に対する考察に近づけることができたように思いました。
研修当日は時間制限の中で、伝えたい内容を効果的に伝えることの難しさを感じましたが、グループメンバーの客観的な意見が力になりました。
学習発表支援塾は、厳しさの中に暖かさが溢れる、他の研修にはない素晴らしい雰囲気があります。
離島で研修機会にも恵まれない環境ですが、勇気を出してこの研修に参加し、良い仲間と有意義な受講の機会を得ることができました。
この後は、演題登録を目標に抄録を完成させたいと思います。
白木先生、講師の先生方、受講生の皆様、本当にありがとうございました。

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2018年度 学会発表支援塾実践編(3)北九州会場

平成30年度「学会発表支援塾」
実践編Step3の研修に参加して

            さわやか荘在宅介護支援センター   金藤 真澄

入門編、実践編Step1・2と経て本日は研修最終日。「学会発表支援塾」などという恐ろしい名前の研修で、私なんか参加して大丈夫だろうかと恐る恐る申し込んだのですが、本日で終わるのが残念なくらい実りある研修内容でした。
 Step3では実践編として、発表の目的を明確にすること。結果考察の導き方。スライド発表や作成の仕方と注意点などを細かく説明していただけます。説明の後実際にスライド作成しグループ内や皆の前で発表します。実践編Step1・2で丁寧に教えて頂けるので、本日短時間でも発表することができます。共に苦労してきたグループメンバーと指導者からは、内容について忌憚ない的確な意見が聞けるので大変勉強になります。
 この研修に何回も参加している人もいるようです。日頃している仕事に対し研究するという視点を持てるので、参加したことがない人へお薦めしたい研修です。

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■日 時: 2018年11月25日(日)10:30~16:30
■会 場: タウンセブン会議室(東京 荻窪駅ビル)
■参加者: 会員 22名

           「支援塾 実践編3の感想」 
                      地域ケアセンターはけた 堀 さや子

実践編3が終わっての素直な感想は「始まってしまった。」というものでした。
『伝える力』をつけていきたいと気軽に受講を申し込みましたが、正直、レベルの高さに気が遠くなりました。何とか喰らいついてここまで来ましたが、事例をまとめることしかできなかった状態から、来年の仙台に向け、本格的なスタートをきる為の準備を、支援塾でみっちり学べたと思います。
白木先生がおっしゃっていた「支援は一瞬で消えるけれど、その内容を振り返り、言葉に残すこと(言語化・可視化)で、後輩育成につながる。それが地域につながっていく。」という言葉が、私の原動力になっています。ここから更に、言語化、可視化の研鑽を地道に積み、仙台につなげていきたいと思います。貴重な機会を有難うございました。

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2018年度 学会発表支援塾 実践編(1)

■日 時:2018年9月30日(日)
■会 場:ウエルファーム荻窪
■参加者:会員 61名

学会発表支援塾 実践編1(東京会場)を受講して

                       池田 ひとみ

この研修は、事例研究を整理できることを目標に取り組み、グループメンバーから事例を可視化した質問や倫理的配慮を含む質の高い評価をもらい、事例研究の論点の見極めや次回の抄録作成に導いてもらいました。そこに至るまでには、入門の振り返りから抄録までの思考過程の講義とグループメンバーで発表やスパービジョンの展開、ファシリテーターの経験がありました。それを通して主体的に高めあう仲間ができたことが、事例研究に一人で取り組む困難や億劫な気持ちを、前向きな思考力に変え成果が出たのだと思いました。
白木先生より「焦点は誰に当てるかで本人から家族に代わることもある」という話がありました。メンバーの発表事例を通して、本人・家族・サービス事業所・社会資源等、何処に焦点を合わせるかで研究内容が変わることを議論し、実際の事例から講義の内容を深め、研究的視点を持つ経験をすることが出来ました。

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2018スーパーバイザー養成講座STEP3 (東京会場)

■日 時:2018年9月24日(月)
■会 場:青少年オリンピックセンター
■参加者:会員 79名 ・非会員 18名

スーパーバイザー養成講座STEP3を受講して
             SOMPOケア 錦糸町 居宅介護支援
                        吉田 久子

地域のケアマネジャーの育成に携わるために、スーパービジョンを実践できるようになりたいと思い受講しました。バイザーとして「認知症の妻を介護する夫が、なぜ支援を拒否するのか。」という事例検討を行いました。生活歴や家族関係等について質問が重ねられますが、私はどこに焦点を当て、どのように展開すれば良いのか見当もつかない状態でした。そこを白木先生が「自慢の奥様が認知症のために変わっていく姿を、他の人の目に触れさせたくなくて頑張っているご主人、これは家族支援の事例ですね。」とバイジーとの質疑応答の中で開いていかれました。時代背景や環境から生活状況を解き、利用者本人や家族の言葉からその思考や心理状態を導き、今後予測されるリスクまで気づくことができたとバイジーが話しておられました。バイザーが持っている豊富な正しい知識で情報を整理して事例を見立て、焦点化をしてバイジーに投げかけていくことで、自分の中で答えを得るのだと学ばせていただきました。「答えは相手の中にある。」「事例検討は、その人の幸せを徹底的に考えること。」先生方のこの言葉を深く受け止めて知識と経験を積み、これからのスーパービジョンに活かしていきたいと思います。このような学びの場を与えてくださった先生方、多くの意見を頂戴した受講者の皆様に深く感謝いたします。ありがとうございました。

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2018年度 学会発表支援塾 実践編(1) (北九州会場)

■日 時:平成30年7月1日(日) 10:30~16:30
■会 場:アシスト21(北九州)
■参加者:会員 28名 ・非会員 1名

学会発表支援塾 実践編1(北九州会場)を受講して
                  居宅介護支援事業所御船清流園 川越 昭宏

先だって入門編を受講し研究の意義については理解できたものの、いざ自分が学会発表をするとなるとどうしても消極的な考えが拭えずにいました。この研修では白木先生の講義の冒頭にあった「実践編は入門編の内容を落とし込んでいく」との話どおり、一つずつプロセスを丁寧に教えていただき学会発表にむけた具体的なイメージを持つことができました。特に午後からのグループワークでは、持ち寄った事例のプレゼンテーションを経てメンバーから忖度のないアドバイスをたくさんいただき、見通しを立てることができました。メンバーどうし励ましあう研修の雰囲気は、他の研修ではなかなか味わえない貴重な体験でした。
また単に研究や学会発表のイロハを学ぶだけでなく、専門職として根拠に基づいた実践の重要性を改めて意識できるようになりました。また白木先生より「研究にて実践を言語化することで、援助が形になりチームの励みになる」と話されたように、今後の利用者に対するサービスの質の向上にもつながるものだとわかりました。この先の研修にも参加予定ですので抄録作成やプレゼンテーションについて学び、学会発表に近づけていきたいと思います。

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平成30年度 スタンダードコース スーパーバイザー養成講座STEP1(東京会場)

■日 時:平成30年6月3日(日) 10:30~16:30
■会 場:青少年オリンピックセンター(東京)
■参加者:会員78名 非会員19名

スタンダードコーススーパーバイザー養成講座STEP1研修報告
            目黒区社会福祉事業団東が丘ケアプランセンター 
                              日高 裕

 昨年、「認定ケアマネジャーを目指そう!」研修受講時に、講師の白澤先生から『認定ケアマネジャー取得がゴールではなく、スーパービジョン研修を受講するように。』と勧奨頂いたことと、「実務研修の実習受け入れの心構えと実践的な技術指導について」のセミナーにて、白木先生にご指導頂きましたことで、認定ケアマネジャー資格取得と共に、来年は必ずスーパービジョン研修を受講するという目標を自身の中で設定いたしました。
 社会福祉士会でのスーパービジョン研修受講経験はありましたが、事業所管理者や主任介護支援専門員の立場としての経験は少なく、今回の研修受講を通して、介護支援専門員法定研修の中での位置付けや特定事業所加算取得要件の「他法人との研修企画」の中にも活かせるものであることを学びました。
 研修での白木先生の「ケアマネジャーが育っていない、ケアマネジャーを育てていない。」という言葉が深く身に染みました。指導する立場として、経験や勘頼りの指導となっていなかったか、相談者の悩みや問題の本質に向き合えていたのかを再考させられました。
 ロールプレイでのバイザー、バイジー、観察者体験を通して、面談の場のデザインに始まり、目的の明確化や課題の整理について介護支援専門員の職業倫理や価値に則って行うこと、相談者が前向きになれるよう徹底的にサポーティブな姿勢で臨むこと、答えや解決策の明示ではなく、相談者自身の言葉での語り(言語化)や、内省を通して気づきを得ることが出来るよう価値、知識、技術等を駆使して行うものであるのだと体感出来ました。他グループの発表内容も非常に参考になり、自身の実践との類似性や新たな視点等も得ることが出来ました。
 また、スーパービジョン=事例検討ではないが、事例検討の技術が無いとスーパービジョンの展開は困難であり、まずは事例を通して実践そのもの(支援者の行動と判断)の振り返りを行い、ケアマネジャーとしてどのように捉えていたのか等の検証技術については、STEP2、STEP3にて更に学びを深めていきたいと思います。
 最後に、講師の白木先生ならびに日本ケアマネジメント学会認定ケアマネジャーの会研修ご担当の皆様には、本研修をはじめ私達介護支援専門員の専門性向上の為の学習機会を頂いておりますことを、この場をお借りしまして深く感謝申し上げます。

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