学会発表支援塾 実践編2

■日 時:2021年10月30日(土) 10:30~16:30
■参加者:会員:44名(内認定ケアマネジャーの会会員 36名) 非会員:2名

学会発表支援塾への参加についての感想
                    

                  宮城県 認定ケアマネジャー 齊藤栄樹
ソーシャルワーカーの職にいた頃から度々耳にする「実践と学問との乖離」、「質の向上と後発の育成ができうる専門性の確保」について、自分のこととして向き合って実践の場面で取り組んできた。理論などの先行的な知見を意識してケースに向き合えば、それらの知識が後ろを支えてくれるような安心感を覚えることがある。しかし、自らの実践がほかの専門職を後押しができるような知識となるようにまとめ上げるのは大変ハードルが高いことと感じてきた。
今回、学会発表支援塾に申し込んだ動機は上記の責務に加え、私の力を高めてくれた事例の中の本人をこのまま忘れて行くのではなく、感謝の想いも込めて整理し、形として残したいと考えたからだ。このような想いを抱えて取り組んでいるのは私だけだろうと思って参加したが、予想外にグループのメンバーそれぞれが同じような想いを抱えてきているのだと感じた。
講義で知識を補充し、そしてグループでワークを重ねるごとに、全体をくまなく伝えたいという事例発表となっていたり、自分の一方的な想いで、客観性を担保できていないまとめ方になっていたりしていることに何度も気づかされた。臨床家であるから想いが強すぎてそうなりがちであるし、逆に臨床家でないと分かり得ない視点が抜けていしまっていることにがっかりしたこともあった。
支援塾はそのような受講生の悩みはお見通しで、安心して失敗してよい雰囲気であること、経験豊かなファシリテーターによる、自分で手直しが可能となる言葉がけがあるから、諦めず居続けられる場となっている。勉強不足が事例本人や共に支援した関係者に残念に思われないように、後発に光を与えられるような研究ができればと思っている。

2021.11.23

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