■日 時:2023年7月29日(土) 10;30~16:30
■参加者:会員27名(内認定ケアマネジャーの会会員24名)
非会員2名
学会発表支援塾入門編を受講して
ベスト・ケアー居宅介護支援事業所 練馬ステーション
池澤 聡子
「学会発表支援塾 入門編」を受講いたしました。毎年開催される研究大会で皆様の研究発表を聞かせて頂き、「みんな凄いなぁ。私には無理だなぁ」と思っていましたが、昨年認定ケアマネジャーの1回目の更新をし、もう一歩前に進まねばと言う気持ちになり受講することにしました。
福富先生の分かり易いご講義で、資料のタイトル通り~学会発表のイロハ~を学ぶことが出来ました。1回目のグループワークでは2つの抄録を読み、お互いの気付きを話し合いました。2回目のグループワークではテキストを用いて考察の練習をしました。支援経過から大事だと思われる部分に線を引き、何がどのように大事かをグループでディスカッションをし、事例のタイトルをみんなで考えました。その後更に考察を深めていくご講義があり、研究する事の奥深さを感じました。
先生が「普段の仕事では具体化することを考えるが、研究は逆で抽象化・概念化する頭にならなきゃいけない」と言う言葉がとても印象的でした。まだまだ頭を切り替えるところまでは難しいですが、これからも皆さんと一緒に学びを続けていきたいと思います。
2023年度 学会発表支援塾入門編(オンライン研修)に参加して
東京都江東区 ケアプランみちしるべ 由良久美子
毎年の研究発表会に何度かプチ旅行気分で参加し、皆様の発表を聞かせていただき「内容の濃さ・発表の上手さ・パワーポイントの工夫・抄録のまとめ方」等、遠い世界のことのようにただ聞いているだけの参加をしていました。ケアマネジャーになってもうだいぶ長くなり担当した事例はかなりの数になりましたが、法定研修での事例提出やケアプラン点検、事例検討会はまじめに行っていたものの、実践事例を研究するということはほぼゼロという毎日を過ごしていました。
今回「学会発表支援塾入門編」に参加した理由は、引退するまでに一度は一つ研究して皆様の前で格好よく発表しておこうということが20%、残りの80%は人生のまじめな先輩からの「そろそろ・・・」の無言の合図??でした。
福富先生の「学会発表のイロハを学ぶ」はとても分かりやく、ひとつひとつ基本の基から理解することができました。グループワークでは抄録から気づいたことを話し合ったり、事例からタイトルを考えたりと、頭が痛くなるような話し合いが何だか心地良かったです。
「研究とは実践を抽象化していく作業」の講義で、具体化(おりる)・抽象化、概念化(のぼる)が大変わかりやすかったです。「私はおりる方が得意だし楽だな~」なんてニタニタして聞いていたら、研究はのぼる方で「研究はドキドキで、できるかな~」と言う不安が湧き出てきました。
次回の「実践編1」も受講します。事例がわかりやすくまとめられるかまたドキドキですが、ケアマネジャー業務に追われた頭を少し整理して受講したいと思います。そして「実践編3」が終わったころには、研究発表会がプチ旅行気分から何に変わるか楽しみにしたいと思います。