■日時:平成25年8月3日(土)
■場所:東京セミナー学院(池袋)
■参加:会員50名・非会員10名
ケアマネジメントキャリアップ講座 ~めざそうスーパーバイザー~
STEP2「スーパーバイジーを体験しよう」に参加して
東京スカイツリーが窓から見える居宅介護支援事業所
岡本 伸一
私は今年の4月からケアマネ業務につかせてもらい、先輩から叱咤激励を受けながら日々を送っています。最近やっと業務の醍醐味みたいなものが見えてきた様な気がしていて、できれば長くこの仕事に従事していきたいと思っています。そんな中、他事業所のベテランケアマネさんから日本ケアマネジメント学会のことを知り、受講に至った次第です。
会場に着き、いきなり「何県ですか?」と聞かれ、「東京県」と言ってしまった私ですが、それだけ地方から皆様参加されているということに驚かれました。私も地方出身で東京生活6年目なのですが、そんな私が電車で1時間以内の所に研修に行く事は簡単です。しかし実家に住んでいたらどうだろう?と思った時、他県から来られた皆様の研修を受ける情熱を強く感じました。
とかくセミナーとなると私自身、注意力散漫なところもあり勉強すべきである内容をしっかり掴めないことが多々あります。しかし今回の研修では研修目的として何をこれから学ぶのか?が明確に示されていました。講師の先生曰く、この会場から出る時にはお土産として持って帰れる知識を確認しながら進めるとの事でした。資料にもちょっとしたイラストで「ここがポイント」と文字どおり重要な部分が示されていて、わかり易かったと思います。グループワークでも皆様いい人ばかりで和気あいあいと、しかし白熱した議論が飛び交ったので時間がアッという間に過ぎていきました。これまで参加した研修会などでは、何をどう検討していいのか分からないまま話が進んでいき、家に帰ってから思い出すと今ひとつ内容が把握できてなかった、なんて事もあります。。。。。しかし、「今回だけは特別でした!!」なんて言うとあまりにも白々しいのでそんな風には言いませんが、かなりポジティブな経験ができました。
あの日、あの場で見たこと聞いたこと感じた事は今までの自分には無かった知識であり感覚でした。そして到達目標にあったように的確にまとめる方法を学び、事例検討やスーパービジョンのためのプレゼンテーションが理解できたように思います。あの日の池袋西口にある東京セミナー学院での経験は時間とともに消化され、ちょっとした利用者さんとのやり取りで無意識のうちにポロッとでたらいいな。。。と思っています。私自身新しい環境で新しい仕事をしていますので今の私にはあまり余裕が無いのが実情ですが、この研修でお会いする先輩方には長い目で見守ってくだされば幸せです。今後も、研修会等で技術を磨き、ケアマネとしての能力を鍛え、実践に生かせるよう自分を高めて行きたいと思っています。また会場にて参加された皆さまには大変ためになる助言をしていただき、重ねて御礼申し上げます。また皆様にお会いできること楽しみにしております。
第Ⅱ回 ケアマネジメントキャリアアップ講座step2を受講して
株式会社 やさしい手石神井公園居宅介護支援事業所
塚本 妙子
step1から参加をさせていただいています。
本音を言えば、経験年数が浅い自分がハイレベルの研修に 「ついて行けるだろうか?」と不安な気持ちで参加しました。
step2では事例を読み取り、主観的な情報から客観的な事実をとらえるための効果的かつ効率的な質問力を身につける
グループ作業をおこないました。
情報確認シートを皆で作成する中で、私は焦点を絞れず情報を深めるための質問を上手くできないでいました。
司会担当のTさんは、それを察して白木先生に主旨の再確認をしてくださいました。
・・・だろう。・・・と思う。などケアマネージャーの思い込みを減らし、事実を引き出す質問や知りたい情報を得るための
質問をするアドバイスをいただき、方法が見えてきた時の感覚はまさに「目からウロコが落ちる」ようでした。
全国から集まった多くのケアマネージャーの中で刺激を受け、もっと学びたいという気持ちが回を増すごとに強くなってきました。
step3,4と受講をしていくうちに、どれだけ知識が増えていくだろうか、今より成長したケアマネジメントができるようになっているだろうか、
又は、なれるよう努力をしているだろうか。そして、事例検討会でスーパービジョンの技術が活かせるようになっているだろうか。
今は不安よりも楽しみの方が大きく、日々の業務の励みになっています。
最後になりましたが、今回勉強をする機会を後押ししてくれた会社の支援事業部や上司に感謝し、多くの方と出会い学べる研修に尽力して
くださっている白木先生をはじめ理事の方々、事務局の方に深くお礼を申し上げます。