2023年度 スタンダードコーススーパーバイザー養成講座

スーパーバイザー養成講座 スタンダード STEP1~3を受講して

                北海道認定ケアマネジャー 阿南 博子

今回の講座では、Zoomでの参加を初めてさせて頂きました。事例は提出では今、私が現在進行形で悩んでいる事例を提出させて頂きました。目の前の問題に着目してどう解決をしたらよいか本当に分からず、各関係機関にも相談をしてアドバイスをは頂いていましたが、私の中で腑に落ちる事がなかったケースでした。
今回はありがたいことに、事例提供者として、皆様の前で発表させていただく機会を得る事が出来ました。今までは、会場で参加することが多かったのですが、Zoom参加では会場参加よりも、ライブ感が無いかなと思っていました。ですが会場にいるのと変わらない感じで事例提供をさせて頂く事ができました。
質問をしていただく中で、生活歴を全くアセスメントできていなかった事や、ケース問題点として浮上している事に私が固執しているあまりに、利用者様の目線で考える事が出来ていなかったという事に気が付くことが出来ました。まさに、白木先生が言われている事例を見る時の「想像力、特性、仮設」この3つの観点から事例を見る事が出来てなかったのだと確信しました。
今回の受講を通して、自分の関わり方の癖として、ケースの問題点に着目するあまり、利用者様の目線での見方をすることが出来ないところがあると、認識することが出来たのは大きな発見でした。結果的には、事例のタイトルも納得して変更する事が出来き、わだかまっていた、もやもやもスッキリとさせて頂く事が出来ました。本当に貴重なバイジー体験をさせて頂くことが出来ました。
 今まで何度もスタンダードを受講させて頂きながら、やっとほんの少し、スーパービジョンの神髄を掴めたように感じました。事例を深める為にはバイジーの後ろにある利用者様の生活を想像できる想像力、その事例の特異性、そこから導き出せる仮説をどれだけ質問しながらバイジーにも気が付いてもらい、整理をすることが出来るか。そこがバイザーになった時に必要な能力だと感じる事が出来ました
何度も、何度もスタンダードを受ける事で少しずつ理解できるものがスーパービジョンの奥深さだと感じています。
 これからも、研修に参加させて頂きたいと思います。白木先先生をはじめ、忙しい中、研修会を開催してくださった、皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。

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