2022年度 実務研修受け入れのための指導者研修 オンライン研修

■日 時:2023年1月22日(日)10:30~16:30
■参加者:会員 50名(認定ケアマネジャーの会会員 39名)・非会員 15名

実務研修受入れのための指導者研修を受講して
       ケアプランセンター杉並 大谷 紀子(東京都杉並区)

地域の主任ケアマネジャーとしてケア力向上のために人材育成に携わりたい、志を持ってケアマネジャーになる方の力になるためにまずは自らが学びたい、と考え本研修を受講しました。
白木先生の講義では介護保険制度創設以降のケアマネジャーの実務のなかで研修制度が確立し、実務研修が位置づけられたこと。その実務研修受け入れに対して心構えと実践的な技術の指導をするための受け入れ側の準備が大切であることを学びました。そしてグループワークを通じてケアマネジメントプロセスの各過程場面の意義・目的、実施時の配慮について考え話し合い、深めることで自らのケアマネジメントプロセスについて振り返ることができました。また実務研修を事業所全体で受入れることで実習者のみならず事業所のケアマネジャー全体のケア力も上がることが学べました。
この学びから実務研修を通じてケアマネジャーの仕事にさらに興味をもっていただく、価値を知ってもらう、なによりケアマネジャーの仕事の魅力を感じてもらえる「ファーストコンタクト」が実習受入れ担当者にあることが本研修を通じて感じました。私はケアマネジャーの仕事が好きです。共に利用者様の生活を一緒に支えていく仲間が増えていくことの一翼が担えることをうれしく思いました。

2022年度実務研修受け入れのための指導者研修を受けて
                      認定ケアマネジャー 赤坂 唱子

 今回で2回目の研修参加でした。1回目の研修を受ける前に事業所で実習生を受け入れました。保険者から受け入れについての説明書を何度も読み直し、確認して受け入れたのですが、指導者からの一方的な指導になっていたことに気づき、1回目の研修を受けました。
 1回目の研修で、自分だけが指導者ではなく、事業所として準備を行い、担当者を決めて説明振り返りを行うことを学びました。
 今回の研修で、事業所やケアマネジャーである自分の姿勢の見直しでした。グループワークで、実習生時の体験談や実習項目毎に何を伝えたら良いのか意見交換をすることができ貴重な時間でした。実習生は、これからケアマネジャーになる人の為、コンプライアンス、マナーなど基本的な指導も必要だと学びました。業務と同時に指導していると指導項目ばかりに重点を置いてしまっていることに気づかされました。研修中、白木先生の説明に「実習生を受け入れることが事業所の成長に繋がる。ケアマネはケアマネが育てていく。」という言葉に共感しました。これから関わる実習生には、学びある実習ができるように準備をしていきたいと考えています。

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